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中国研修 9日目

中国研修

2025.08.29

中国研修9日目

 今日から大連での研修がスタートしました。研修先の大連東軟信息学院(Neusoft)は、設立25年目を迎え、学生数は約19,000人に達しています。中国国内に3つのキャンパスがあり、イノベーション教育のモデル校として知られています。この学院から成功した企業が400社以上誕生しており、アイディアを生み出す環境が整っていると感じました。

 国際的な協力も活発で、オーストラリアなどの学生と共にウェブサイトのデザインやプログラミングを行っています。毎年、日本からの短期留学生が100人から200人参加しており、これまでに累計1900人以上の留学生がこのプログラムに参加したそうです。また、東軟の教材は700以上の本科大学で採用されており、その教育の質は高く評価されています。

健康科学センターには1310人の学生が在籍しており、国家の「健康中国」戦略や地域の経済発展に貢献しています。Neusoftの医療・情報技術に関する専門知識を活かし、医療サービスや管理、医療画像技術、インテリジェント医療工学などの分野で活躍する人材の育成に力を入れているということを学びました。実際、中国の病院の60%がNeusoftの医療機器(MRI)を使用しており、2年生からはMRIの読み取り方を学ぶカリキュラムが組まれているそうです。MRIは1台の価格が約8億円にのぼると知り、その規模の大きさに驚きました。

午後は、中国の歴史やマナーについて学びました。孔子の思想や儒教の歴史、礼儀作法、贈り物のマナーなどが含まれていました。具体的には、色は赤や金が吉とされ、贈り物の封筒は赤でなければならず、白は避けるべき色であることを理解しました。こうしたマナーは、文化の違いを実感する貴重な学びでした。
その後に、日常中国語講座を受けました。子音や母音、声調についての基礎を学び、自分の家族の構成やか人数について自己紹介ができるようになりました。この経験を通じて、中国語の魅力を強く感じました。

このように大連東軟信息学院は、多様な分野にわたる教育を提供し、学生たちの成長を力強く支援していると感じました。

SOVOの解説を受ける様子

SOVOの玄関にて

医学形態学実験室

CTやMRIについての解説

中国のマナーとタブーについて

日常中国語講座

大連東軟信息学院のキャンパス