地域活動実践
2025.06.14
6月14日(土)、『城西国際大学 理学療法学科』と『千葉リハビリテーションセンター』の共催による、市民公開講座「膝・股関節の痛みと手術のお話」を実施しました。近隣在住の方中心に定員を満たす中での開催となりました。
第一部:講演「最新の人工関節手術とは?」
千葉リハビリテーションセンター 整形外科部長・常泉吉一(つねいずみ よしかず)先生に、「最新の人工関節手術とは?」というテーマで、近年の手術方法や治療の選択肢、手術を検討するタイミングなどについて、お話しいただきました。また、質問コーナーを開設し、事前に参加者からお寄せいただいたご質問をもとに、回答しました。
第二部:理学療法士による「自宅でできる膝体操」
千葉リハビリテーションセンターの理学療法士による実技指導、「自宅でできる膝体操」を実施しました。一緒に体を動かしながら、ご自宅で続けられる体操を体験できました。
第三部:からだのいろいろ測定会
城西国際大学 理学療法学科の学生による「からだのいろいろ測定会」を実施しました。本学では、地域の課題解決を目的とした『域学共創プロジェクト』という授業を展開しています。本日、受付や測定会の実施したのは、その授業を受講している学生やボランティア学生です。当日までに十分な準備を行い、測定およびその結果について参加者の皆さまに説明することに努めていました。
終了後のアンケートでは、「自分の身体の状況を見なおせました」などの声に加え、『学生さんの丁寧で一生懸命な説明がとても良かった』という意見もいただくことができました。
地域の方と実際に触れ合う中で、学生はリハビリテーションの専門家を目指すうえで必要な配慮を学ぶきっかけになったと思います。
本日参加いただいた皆様、ありがとうございました。