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2024.07.17
福祉総合学科ホームページ6月15日の「ライフステージIPE-B(専門職講演・介護福祉士)授業風景」の続報をお伝えします。
IPE専門職連携教育の一環であるライフステージIPE-Bでは、チームケアにかかわる様々な専門職による講演を通して、各専門職の専門性や他職種から何を求められているかを学んでいきます。他職種と自身が目指す職種との違いを知り、どのようにチームとして機能できるかを考え理解することを目的としています。
6月28日は特定非営利活動法人リンクの社会福祉士・精神保健福祉士である赤堀久里子さんを講師にお招きしました。
今回の授業では、まず初めに社会福祉士が活躍する領域や千葉県委託事業である「中核地域生活支援センターさんネット」の事業内容を中心に、相談者の特徴やニーズについての説明がありました。
その後、「ひきこもり支援」を中心とした幅広い個別支援の事例についてのお話や「0→1(ゼロイチ)活動」などの地域づくり活動などについてもお聞きすることができました。
また、「尊厳・出会い・発見・経験・目の前の人を放っておかない・ケースワークよりソーシャルワークにこだわり・メンタルヘルス」といった社会福祉士(専門職)として大切にしていることについても具体的に話していただきました。
最後に、学生たちは社会福祉士の仕事や支援における多職種連携について、グループディスカッションを行い、授業の学びを深めました。
授業に参加した学生たちからは「社会福祉の現場は、児童・高齢・障がい者などの領域だけでなく、司法や教育などの新しい領域へ拡大しつつある」ことや「社会福祉士は医療従者者だけでなく、弁護士、学校、地域団体など多職種との連携を大切にしている」ことなど専門職間の連携の重要性について学ぶことができたとの声が多く寄せられました。
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