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【観光プロジェクトa/A】成田国際空港で気づいたエアラインの課題を解決しよう!

学生たちの声

2024.01.09

「観光プロジェクトa/A」は、観光ビジネスの現場を見学し、「現地」「現物」「現人」から直接学んで理解を深めるとともに、そこで発見した課題についてグループワークを通じて解決策を導き出しプレゼンテーションを行う、課題解決型授業です。

本科目では航空・空港ビジネスを対象としており、9月30日の「空と大地の歴史館」と「航空科学博物館」、10月22日の成田国際空港ターミナルビルなどに続き、12月9日に同空港にあるJALグループの施設(成田航空機整備センター、エンジン整備センター、チェックインカウンター、オペレーションセンター)を学生13人が見学しました。

多大なご協力をいただきました日本航空(株)、(株)JALエンジニアリング、(株)JALスカイの皆さまに、この場を借りまして厚く御礼申し上げます。

観光学部3年 伊藤 碧
私たちは観光プロジェクトa/Aの3回目の見学でも成田国際空港を訪れました。

今回の見学では整備センター、チェックインカウンター、そしてオペレーションセンターを見学させていただきました。まず始めに整備センターを見学しました。2回目の見学の際、空港内で整備している様子を少し見ていたので、3回目の見学をとても楽しみにしていました。エンジンを点検・修理する施設と飛行機本体の点検・修理する施設の2つを紹介していただきました。

エンジンを点検・修理する施設の入口付近では、機体に使われている細かい部品や飛行機の歴史を紹介するコーナーが設けられていて、見て聞いて飛行機について理解を深めることができました。そして、工場内に進んでいくと、休日にも関わらず、整備士さんが沢山いらっしゃり、黙々と作業をされていました。休日ということで人数を減らしているとお聞きしましたが、私には十分な作業人数に見えて、緊急時への対応が手厚く、こういったところから固い信頼が生まれているんだろうなと感じました。工場内には、自分自身の背丈よりはるかに大きい部品や整備機材から手のひらより小さな部品、似たような部品が広く置かれており、初めて見る景色に目を輝かせました。

次に、飛行機本体を点検・修理する格納庫を訪れました。規格外の施設の大きさにとても驚きました。飛行機を間近で見る機会も初めてだったので本当に貴重な経験をさせていただきました。お客さまの命を預かる大事で欠かせないお仕事で、誇りを持って作業に取り組んでいる皆さまの姿はとてもかっこいいものに見えました。どちらの整備センターも、普段訪れることができない場所であり、今後観光業界でお仕事をしていく上で、大変貴重で誇りになる時間になりました。1つステップアップできた経験を、将来に上手く活かしていきたいと思います。

実物の航空機エンジンを前に話を伺う

観光学部3年 佐久間 蓮
12月9日に私たちは「観光プロジェクトa」の見学で成田国際空港に訪れました。

空港カウンターでは、手続きやフライトまでの確認作業を行っています。現在は、Face Express という非接触型の手続きの機械が設置されており、DX化が進められ、お客さまの手間や時間を省くことに力を入れていました。しかし、実際は対面で接客するスタイルの需要が多く、混雑してしまうという課題に気づくことができました。

オペレーションセンターの見学という非常に貴重な経験もさせていただくことができました。ここでは、パイロットの方々や運航の管理、運航の統制などをしている方々など、非常に重要な責務をこなしているプロフェッショナルたちの姿に感動し、緊張感が伝わってきました。お客さまの安全をとことん追求し、1本のフライトのためにここまで大人数の方々が関与しているのだと気づくことができました。

一般的なオフィスとは異なり、ステーション・コマンド・センターを中心に、円滑な判断が下せるような工夫された内部構造にも驚かされました。上記の経験や職務への思いを今後の自分のキャリアやお客さまを思う気持ちに繋げていきたいと考えています。

ステーション・コマンド・センターで説明に耳を傾ける