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2021年度域学共創プロジェクト「ケア機能をもつ地域づくり―多世代交流P―」実施報告

ニュース

2022.03.10

担当教員:看護学部 井上映子・丸山あかね

今年度は看護学部2年生7名、1年生5名の計12名で、7年間継続している「東金市高齢者サロン」と新規取り組み「山武市防災かるた地域普及活動」の2チームに分かれて活動した。活動はインスタグラム (@tsunaaisaron_jiu)で発信し全国から反応を得た。

スマートフォンから閲覧されている方は、PDFデータをご覧ください。

7年間の活動を「Dia News」に掲載していただきました。P.8~P.11をご覧ください。

東金市 多世代交流 高齢者サロン

学生6名は、コロナ禍でも交流をとめない試みとして昨年同様にオンラインにて3回、対面1回の計4回のサロンを開催した。高齢者と学生がより身近に感じて、相互に交流が深まるよう事前に高齢者の代表者と学生で企画・運営について話し合いを重ね、相互に手紙交換をすることになった。

サロン会場に出向いた教員と看護学部事務員が手紙を参加者に手渡し、インターネットに接続してオンライン(Microsoft Teams)で学生と繋がる「オンライン高齢者サロン」を開催した。

回数 開催時期 実施方法 活動内容 参加者
学生 高齢者 その他
運営企画協議 5月、9月 オンライン
対面
・2021年度 事前運営企画会議 6名 2名
(代表者)
教員
2名
第1回 10月11日 オンライン ・自己紹介カード配布
・秋の味覚に関する脳トレ
・参加者同士で旬野菜の食べ方紹介
・学生のおすすめの食べ方
・コンビニスイーツ紹介
・お手紙交換
6名 2名
(代表者)
教員
2名
第2回 10月25日 オンライン ・Google Earthで国内・海外観光地巡り(クイズも含む)
・高齢者の方の思い出語り
・お手紙交換
6名 14名 教員
2名
事務
1名
第3回 12月6日 オンライン ・学生生活の紹介(各自3~5分)
・高齢者の生活紹介
6名 11名 教員
1名
事務
1名
第4回 12月20日 対面 ・対面交流によるクリスマス会
・学生によるハンドベル演奏
・ビンゴゲーム
10名 10名 教員
2名
事務
1名
東金市高齢者支援課1名

山武市防災かるた普及活動

学生6名は、災害時に子どもから高齢者までが個人・コミュニティで防災行動がとれるように、平時から防災意識を高める必要性があるとして、山武市防災かるた普及活動に取り組む山武市ボランティアセンター職員と、山武市ボランティア防災対策委員のメンバーと共に、防災かるたを普及する活動に取り組んだ。学生は、防災かるたの素材、大きさ、かるたの使用方法の検討、模擬かるたを作成した。また令和3年11月25日、「令和3年山武市市民提案型交流のまちづくり推進事業」においては「山武市防災かるた作成・普及活動」を山武市防災かるた作成実行委員会とともにプレゼンし、助成金を獲得して次年度の活動へと繋げた。

回数 開催時期 活動内容 参加者
学生 高齢者 その他
第1回 5月 ・山武市防災かるたの今までの取り組み説明を受け今後の取り組みを協議 6名 2名
(代表者)
教員
2名
  6月 ・高齢者サロンチーム学生も協力し学生内でかるた試作品作成
・かるたコンテスト実施
12名 教員
2名
第2回 7月 ・防災かるた模擬カルタ作成協議 2名
(代表者)
4名 教員
2名
  8~9月 ・高齢者サロンチーム学生も協力し学生がかるたを作成
 (絵札、読み札×各51枚)
12名 教員
2名
第3回 10月 ・学生と防災委員とで今後の取り組み会議 6名 2名
(代表者)
教員
2名
第4回 8~9月 「令和3年度 山武市市民提案型交流のまちづくり推進事業」(於 山武市役所)に社会福祉協議会防災委員とともにプレゼンに参加し助成金を獲得した。
テーマ:「山武市防災かるた作成および普及活動」
5名 2名