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2024.06.04
一般参加者と田植え体験をおこなう学生たち
芝山町や稲作に関する調べ学習を発表する学生たち(中央)
千葉県芝山町で観光学部、国際人文学部、福祉総合学部、看護学部、メディア学部、留学生別科の学生45名が5月11日、一般の参加者と一緒に田植えを体験しました。
芝山町と本学は2023年3月に包括連携協定を締結し、同町の観光資源の発掘や、農作物を活用した観光戦略の立案に観光学部が取り組んでいます。
田植え体験は芝山町観光協会主催の「しばやま」を体感するツアーの第一弾です。自然豊かで歴史もある芝山町を好きになって欲しいという思いから、はにわ祭で古代人体験等を含む合計4回の体験ツアーが計画をされています。地域と大学の交流を深めるため、学生たちが参加をしました。
同町で花と緑と農芸の啓蒙・普及に取り組む公益財団法人「花と緑の農芸財団」の指導のもと田植えをおこないました。学生たちは一般参加者や他学部の学生との交流を楽しみながら、田植えに汗を流しました。また同法人の方による機械での田植えの実演見学や学生たちが事前に同町や稲作に関する調べ学習をし、一般参加者へ成果発表をおこないました。最後には地元の農家から協力頂き、イチゴの試食もおこないました。
参加した学生たちからは「多くの若者は農作物についてあまり知らないので、この活動は良い体験でした。とても実りのある一日でした。」や「お米を何も考えずに当たり前のように食べていましたが、今回の田植え体験で稲作の大変さを知り、もっと感謝して食べないといけないと思いました。」「初めて田植えを体験しました。1人での参加で少し不安な気持ちもありましたが、他の学部の学生や留学生が話しかけてくれてとても楽しい経験になりました。」という感想があがりました。
9月には稲刈りが予定されています。今後も芝山町における地域体験活動をサポートしてゆきます。
真剣に田植えをする学生たち
参加者全員で記念撮影