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医療福祉系3学部が合同ワークショップ開催 196名の学生が職種間連携を模擬体験

ニュース

2021.07.02

ホワイトボードを前に、支援計画を検討する学生

ホワイトボードを前に、支援計画を検討する学生

看護、薬、福祉総合の3学部合同による「模擬事例検討ワークショップ」を千葉東金キャンパスで実施しました。今回は「脳出血後片麻痺患者」を事例に、6月18日から4回に分けて行い、計196名の学生が参加しました。

このワークショップは、看護師、薬剤師、社会福祉士、理学療法士などの職種を目指す学生が一堂に会し、一つの症例について検討し合うことで、それぞれが目指す専門職に対する具体的なイメージをつかむと同時に、医療職連携の大切さを実感してもらうことを狙いとし、2014年から毎年度実施しています。参加者は学科ごとに名程度に分かれてグループワークを実施し退院を控えている患者にどのような支援が必要かを検討し合い、支援計画を作成します。

今年度の最終日となる7月16日には、グループワーク発表を行いました。模擬患者が退院するために必要な過程や抱える問題、その解決方法を各学部の学生がそれぞれの立場で考え、最適と思われる支援計画をグループごとに発表しました。

参加した学生は「他の職種を目指す学生の意見を聞けて良かった」「学科が互いに意見を主張しあってしまい、なかなかまとまらなかった」などと語り、話し合いの大切さと、連携の難しさを実感していました。