トピック
2026.02.23
国際文化コース4年生の三ヶ島玲奈さんは、2023年の第2回全日本学生フルコンタクト空手道選手権大会1部女子重量級で全国第3位の成績を収め、2025年には第17回JKJO全日本空手道選手権大会一般女子中量級の部で準優勝を果たすなど優秀な成績を残しました。加えて、同年の第4回全日本学生フルコンタクト空手道選手権大会で選手宣誓も行いました。

文武両道の大学生活を送った三ヶ島さんに、大学4年間を振り返ってお話しいただきました。


――国際文化学科に入学を決めた理由を教えてください。
空手を続けながら言語や文化を学びたいと思い、入学を決めました。中学生の頃からK-POPアイドルが好きで、よく動画を観ていたので、特に韓国語を学びたいと考えていました。
――印象に残っている授業はありますか。
1年次に履修した「韓国語コミュニケーションI」という科目で韓国人留学生と一緒に成果物を制作したのですが、留学生との協働作業が初めてでしたのでとても印象に残っています。韓国留学生の一日に密着するという動画を制作しました。留学生と交流しながら「話す・聞く」を実践的に学ぶことができてよかったです。

――3年次に進級するタイミングでコース変更されたのですね。
1・2年次は韓国語コースで学んでいたのですが、2年生のとき、空手の交流試合に招待されてオーストラリアに行ったり、コミュニケーションインターンシップで台湾研修に参加したりしたことで、韓国語だけでなく、さまざまな国の文化や歴史を幅広く学びたいと思うようになり、国際文化コースに変更しました。

――オーストラリアで空手の試合に出場されたのですね。オーストラリアでの空手と日本の空手とで違いはありましたか。
招待を受けて2度オーストラリアに行ったのですが、日本との違いに驚きました。日本では、ルールに従って厳粛な雰囲気の中で試合を行いますが、オーストラリアでは、試合コートの周りでお客さんたちが飲食しながら観戦し、技が決まると拍手喝采で盛り上がりました。

蹴り技など派手な技が好まれるので、それまで試したことがないような技を身につけて、試合内容を工夫しました。新しいことに挑戦したおかげで、帰国後、試合で結果を残せるようになりました。
――新たな挑戦で心身ともに成長できたのですね。空手を通した交流はどのようなものでしたか。
日本人で空手をやっているということで、オーストラリア、台湾でいろいろな方からお声をかけていただきました。また台湾では空手の型を披露させていただき、武道の良さを知ってもらえたと思います。日本語で話しかけてくださる方もいて、日本語や英語でコミュニケーションをとることができました。

――日本語教員養成課程も履修されたようですが、海外でのコミュニケーションの中で何か感じたことがあったからでしょうか。
海外で外国の方が日本語で話しかけてくださったことで、私自身が日本語についてもっと深く理解したいと思うようになりました。日本語の文法の授業で、自分が知らなかった日本語の使い方を知ることができ、日本語を実際に教える台湾での日本語教育インターンシップに参加することにしました。台湾人学生の日本語のレベルがいろいろで伝わらないこともあり、授業の構成を練り続けた10日間で、教えることの難しさを実感しましたが、とても良い経験になり楽しかったです。

――オーストラリアや台湾での海外体験で異文化理解は深まりましたか。
オーストラリアでは食べきれない数の料理が注文されていたのが驚きでしたし、台湾では一人鍋のお店に連れて行っていただいたのが印象的でした。国際文化学科の授業で韓国の食事作法について学ぶ機会がありましたが、海外で食事の経験をしたからこそ、異文化圏の相手に失礼のないようにしたいと思うようになり、文化関連の授業を主体的に履修するようになりました。

――卒業論文ではジェンダーをテーマに調査研究されたのですね。
女の子と言えば「赤」や「ピンク」、「かわいい」というイメージがあるかもしれませんが、私自身は幼稚園の頃から水色が好きでランドセルを水色にしたり、「かわいい」と言われるより「かっこいい」と言われる方が好きだったりしました。大学2年生のとき「ジェンダー論」という授業を受けて、改めて自分らしさについて考えるとともに、ジェンダーに関心を持つようになりました。卒業論文では「ジェンダーと言語」というテーマで文末表現に関するアンケート調査を行いました。アンケート調査を行うのは初めてでしたが、予想とは異なる結果になることもあり非常に勉強になりました。
――ファッション関係の会社でお仕事をされるのですね。
人と関わる仕事がしたいと思っていましたので、接客の仕事を選びました。パンツスタイルが好きな私にとって「自分らしく」「健康で楽しく」という理念を大切にする会社で働けることは大きな魅力で、これからも自分を大切にしていきたいです。
――国際文化学科の後輩や受験生の方々にメッセージがあればお願いします。
入学後は、自分の学びたいことを見つけて充実した大学生活を送ってください。
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