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アイルランド留学便り2026年5月号

留学便り(アイルランド)

2026.06.22



アイルランドのリムリック大学ランゲージセンターでの語学留学を終え、帰国した髙田悠理です。日本に無事帰国してから1週間が経ちました。今回は、自分の3ヶ月の留学生活をまとめたいと思います!

アイルランド・リムリック

アイルランドは、ヨーロッパの西に位置する国で、イギリスの隣にあります。美しい自然が多く、放牧されている羊や馬、牛などの家畜をいろいろな場所で見ることができます。


また「パブ文化」が強く、どの町にも必ずと言っていいほどパブ (バーのような場所) があります。アイルランド発祥のものとして、黒いビールであるギネスビールや、アイリッシュウイスキーであるジェイムソンなどお酒が有名です。


リムリックは、アイルランド3番目の都市です。アイルランドの南西に位置し、アイルランドで一番長い川であるシャノン川が流れている地域です。気候は、自分が到着した3月はかなり寒く、東京より5度から10度ほど気温が低いです。また、小雨が降ることが多く、毎日雨が降る週も珍しくありません。


アイルランド人はフレンドリーな人が多く、ニコニコしている人が多いです。自分が住んでいた場所が田舎だったからかもしれませんが、笑顔で挨拶をしてくれる人が多く、地域の小さなコミュニケーションを大事にしている印象を受けました。

リムリックシティは城や大聖堂、博物館が有名で、歴史が深い都市という印象があります。リムリックシティには、本屋、電化製品、服屋などの様々な店やカフェ、レストラン (日本食も!) があり、日本から何か持ってくるのを忘れても、たいてい何でも買うことができます。

リムリック大学・ランゲージセンター

リムリック大学は、リムリックシティからバスで30分ほどの場所にある国立大学で、かなり大きいキャンパスを持っています。施設も充実しており、レストラン・食堂、カフェ、パブ、図書館、ジム (スチューデントカードの申請が必要)、コンサートホール、コンビニ、本屋や電化製品を取り扱っている店なんかもあります。

 


大学には多くのクラブやソサエティ (サークルのようなもの) があり、現地の学生と交流することができます。自分は、アニメソサエティとゲームソサエティに入って現地生とアニメを見たり、ゲームをしたりして交流することができました。

ランゲージセンターはリムリック大学のキャンパス内にあり、私費留学の場合、平日はそこに毎日通って、9時から12時50分まで (1時間40分×2、昼30分休憩) 英語の授業を受けることになります。7、8人くらいの英語の先生がおり、交互に授業をしてくれます。

先生はみな優しくフレンドリーで、かつ個性的で、たまに英語学習にちなんだミニゲームなんかもあり、学生たちが英語を楽しく学ぶための工夫をしてくれています。だいたい2週間に1回、不定期でミニテストがあり、自分は4回ほどミニテストを受けました。クラスメイトは、日本の大学とランゲージセンターが提携している都合上、日本人がとても多く、学生の半分以上が日本人の時もありました。また、学期ペースではなく週ペースで学生を受け入れているため、クラスメイトの入れ替わりも多く、自分は、1週目の授業は日本人のみの16人のクラスで、他の日本人の学生が帰国したため、2週目は先生と1対1で授業を受けて、3週目からは他のクラスと合流し、ウクライナ人、アフガニスタン人、フランス人、日本人の15人ほどのクラスで授業を受けました。


ランゲージセンターには、ランゲージバディ制度があります。日本語を学びたい英語話者が自分に英語を教えてくれて、自分が相手に日本語を教える、といった制度です。自分はこの制度のおかげで、英語を喋ることができる音楽学科のウクライナ人と出会い、週に1回か2回会って、カフェでお喋りしたり、音楽の実演テストにお邪魔して演奏を聞いたり、ドラムを教えてもらったりしました。英語話者と長時間話す機会が得られるので良い制度だと思います。帰国後も連絡を取り合っており、オンラインミーティングも計画しています。


ランゲージセンターは定期的にアイルランドのバスツアーを企画しており、コークやゴールウェーなど主要なアイルランドの場所をガイド付きで訪れることができます。自分はこのツアーを利用し、アイルランドの有名な観光地であるモハーの崖を訪れました。

ホームステイ・生活

自分のホームステイ先は、ご夫婦と16歳の娘さん、20歳の息子さんがいる家でした。特に、旦那さんと娘さんはサッカーが好きで、よく一緒にサッカーを見たり、奥さんがアイルランドの伝統スポーツであるゲーリックゲームズが好きなので、それを一緒に見たりしました。自分の部屋は、ホストファミリーの家とは独立したもう一つの家で、リビング、キッチンと洗濯機、バスルーム、2つの寝室がありました。


ご飯に関しては、ホストファミリーに週一回食べ物を買ってもらい、朝食と学校に持っていく昼食は、そこからサンドイッチなどを作り食べ、夕食はホストファミリーが作ってくれた料理を一緒に食べる、という感じでした。料理は日本とはかなり異なっていて、ジャガイモ料理が主食のため、ジャガイモ料理がほぼ毎日出てくるのが特徴だと思います。最初は毎日ジャガイモ料理で飽きてしまうかなとも思いましたが、ホストファミリーが料理上手なこともあり、お世辞抜きでおいしく食べられました。また、他のレストランで食べたアイルランド料理もおいしかったです。ヨーロッパに共通していることかもしれませんが、特に、クロワッサンやサンドイッチなどのパンを使った食べ物がとてもおいしかったです。

物価について、生活費は日本の2倍ほどかかります。具体的には、ビッグマックを単品で食べるとしたら、6ユーロ(1100円)、カフェで注文するカフェラテ一杯が3.50ユーロ (640円ほど) します。

 


交通手段は基本的にバス (イギリスのような2階建てバスが多い) を使うことになると思います。バスに乗るためには、日本のSuicaのような交通系カードであるLeap cardがキャッシュレスで乗れるため便利です。Student leap cardを申請すれば、より安くバスを利用できるため、おすすめです。

遊び・旅行

自分はアイルランドで色々な経験をしたかったため、授業後には、できるだけディナー前まで自分の部屋には帰らないように意識していました。授業後には友達とバスケをしたり、パブに行ったり、アニメソサエティやゲームソサエティに参加したり、映画館で映画を見たり (マリオとマイケルジャクソンを日本公開2ヶ月前に見られました!) 大学の近くのゴーカート場でゴーカートをしたりしました。

また、休日はできるだけ行ったことのない場所を訪れることを意識し、留学前半はリムリック(有名な城、大聖堂、博物館)、アイルランド(首都ダブリン、大西洋に面した観光地ゴールウェー、モハーの崖)、北アイルランドのベルファストと行動範囲を広げていきました。後半は、アイルランドの格安航空会社ライアンエアーを利用し、イギリス(ロンドン)、イタリア(ミラノ)、1週間かけてハンガリー(ブダペスト)、スロバキア(ブラチスラヴァ)、オーストリア(ウィーン)、チェコ(プラハ)、ドイツ(ベルリン)を訪れ、スペイン(バルセロナ)、フランス(パリ)にも行きました。

 

留学を振り返って

自分の留学の目的は2つありました。1つ目は、ヨーロッパ文化に興味があったので、様々な場所に行って、ヨーロッパ文化を自分の体で体験すること、2つ目は、英語力を上げることでした。

1つ目の目標は、実際にいろいろな場所に行って、自分の目で建物や美術品を見たり、様々なものを食べたり、そこに住む人々と関われたので、達成できたかなと思います。実際にいろいろなことを体験したことで、他文化の、自分の持っていたイメージが実際は異なっていることがわかったり、アイルランドや他のヨーロッパ文化と日本文化の違いなど、多くの気づきを得ることができたので、座学で得られない異文化理解力は留学中に成長したところだと思います。

2つ目の目標の英語力は、リスニングが大きく伸びたと思います。留学初期は、ホストファミリーや先生のアイリシュイングリッシュを聞き取ることに苦戦しましたが、留学終了前には、ほとんど聞き取れるようになっていたため、英語力の成長を感じました。対して、スピーキングは、自分が目標にしていたほど伸びなかったかなと思います。スピーキングは積極的に人と英語で喋らないと伸びないため、もっと多くの英語話者と喋り、英語で喋る機会を増やせばよかったと後悔しています。また、英語の文法が間違っていても、けっこう意味が通じるのですが、単語がわからないと話したいことを喋れないので、留学前に英単語をもっと勉強しておけばよかったと、留学中後悔していました。

自分はアイルランド留学中に、上記のように、日本では見られないような物を見たり、日本では食べられないものを食べたり、多くの経験を得て、留学しなければ会えなかった多くの人と交流することができました。そして、これらの経験は、アイルランドに留学しなければ経験できなかったと思います。ヨーロッパ文化に興味がある方や、自然が好きな人、お酒が好きな人はアイルランド留学をおすすめします!

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