トピック
2026.08.09
7月29日・30日の2日間、国内研修で横浜を訪れました。横浜は、中華街に代表される中国文化や開港後に伝わった西洋文化など、さまざまな文化が共存する街です。今回は歴史的な施設を見学し、食文化や信仰にも触れながら、横浜がどのように現在の姿になったのかを学びました。
最初に訪れたのは、横浜中華街にある媽祖廟です。媽祖は、航海の安全などを守る中国の神様です。色鮮やかな建物や細かな装飾を見学し、日本の寺院との違いを感じることができました。

昼食では、広東地方の飲茶文化を体験しました。写真左は米粉を使った腸粉、右は海老を包んだ蒸し餃子の蝦餃です。お茶と会話を楽しむ「飲茶」の文化を体験しながら、使われる材料や食感の違いなども学びました。

次に訪れた山下公園は、関東大震災で生じたがれきなどを埋め立てて造られた公園です。現在は横浜を代表する観光地ですが、その背景には震災と復興の歴史があることを知りました。
横浜開港資料館では、ペリー来航や横浜の開港について学びました。開港後、海外から多くの人や文化が入ってきたことで、横浜の街がどのように変化していったのかを知ることができました。

2日目は、中華街の関帝廟を訪れました。関帝廟には、『三国志』で知られる関羽が神様としてまつられています。現地では、中国式の参拝方法を教えていただき、実際に体験しました。

昼食では四川料理を味わいました。麻婆豆腐と、小麦粉を使った蒸しパンを添えた肉料理を味わいました。前日に食べた広東料理と比べて辛みのある料理が多く、同じ中国料理でも地域によって味や特徴が異なることを実感しました。

その後、中華義荘を訪れました。中華義荘は、かつて日本で亡くなった中国の人々を故郷へ送り返す「帰葬」を行うまで、棺を一時的に安置する場所として使われていました。現在は墓地としても利用されています。実際に墓地を見学し、管理人の方からお話を伺うことで、中国の帰葬文化や死生観、日本のお墓との違いについて学びました。

今回の研修を通して、横浜は、開港による外国文化の流入や関東大震災からの復興など、さまざまな歴史を経て発展してきたことが分かりました。建物を見たり、料理を味わったり、現地の方のお話を聞いたりすることで、教室で学ぶだけでは分からない文化の違いや歴史を体験することができました。中国文化と西洋文化、日本文化が共存する横浜の魅力を、実際に街を歩きながら発見した2日間となりました。