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2026.03.04
「国際文化研修A」を履修する国際文化学科生15名 (1年生6名、2年生9名) が、2026年冬、韓国・ソウルで3週間の研修に参加しました。慣れ親しんだ環境を離れ、韓国語で話し、聞き、生活する現地での体験は、学生たちにとって自らを試す大きな挑戦の場となりました。

教室で学んだ知識を実際の場面で活用したいという思いを抱きながら渡韓した学生たちでしたが、現地では戸惑いや緊張を覚える場面も少なくありませんでした。そうした緊張感を一つずつ乗り越える中で、語学力とともに自信や主体性が着実に育まれていきました。こうした挑戦の積み重ねは、世界とつながる力を実践の中で培う機会となり、学生一人ひとりにとって次の段階へと踏み出す確かな成長の時間となりました。

本研修は、国際文化学科の科目「国際文化研修A」の一環として実施されたものです。現地では、協定校である梨花女子大学校言語教育院が開講する「韓国語短期コース」に参加し、レベル別の分班授業を通して韓国語を実践的に学びました。

平日毎日4時間行われた集中授業では、会話および作文を中心に、実際のコミュニケーション能力の向上を目指した指導が行われました。学生たちは韓国語で「聞く・話す・書く」環境に身を置きながら、主体的に学習に取り組みました。
本プログラムの大きな特徴は、日本のみならず、中国、台湾、欧州など多様な国・地域からの学生と共に学ぶ国際的な学習環境にありました。学生たちは韓国語を共通言語として交流を深め、相互理解を育む貴重な機会を得ました。その経験を通して、語学力の向上に加え、国際的視野や協働する姿勢も自然に広がっていきました。

研修期間中にはテコンドー体験、公演観覧、ロッテワールド訪問などの文化体験プログラムも実施しました。



さらに、引率教員と共に国立中央博物館を訪問し、学科の授業「韓国の歴史」で学んだ人物や歴史的出来事を実際に確認する現地学習も行いました。教室での学びと現地体験を結びつけることで、理解は一層深まりました。

また、梨花女子大学校在学生との1対1マッチングによる「ドウミ制度」は、学生たちの挑戦を力強く支える存在となりました。日常生活で使用される自然な韓国語表現を学ぶとともに、現地大学生との交流を通して実践的なコミュニケーション力が高まりました。
研修最終日には、共に学んだ各国のクラスメイトとの別れを惜しみ、涙を流す学生の姿も見られました。韓国語が完璧に通じるわけではないからこそ、互いの話により真剣に耳を傾け、自分の思いを懸命に伝えようとする姿勢が育まれました。ドウミ制度では、試験前まで親身に学習を支えてくれた現地学生の存在が大きな励みとなり、自信を持って授業や評価に臨むことができたという声も聞かれました。
今回の研修は、協定校との連携を一層深めるとともに、学生がグローバルな環境の中で主体的に挑戦し、確かな成長を遂げる機会となりました。今回の研修が学生一人ひとりにどのような変化をもたらしたのかは、彼ら自身の言葉が何より雄弁に物語っています。
「誰の母国語でもない韓国語で必死に伝え合おうとした時間が、この研修で一番心に残っています。」(赤坂舞さん)
「完璧でなくても、学ぶ姿勢と“話したい”という気持ちが何より大切だと実感しました。」(黒田留衣さん)
「思うように伝えられない悔しさも含めて自分の実力と課題を知ることができ、その経験が今後の学習への原動力になりました。」(市川日菜さん)
「韓国語を使わざるを得ない環境の中で、伝わったときの喜びが自信へとつながりました。」(大原沙耶さん)
「韓国語を使い続ける中で積極性と自信が育ち、伝わった瞬間の喜びが大きな学びとなりました。」(池口文芽さん)
「緊張を乗り越えて話すことで自信がつき、視野も広がりました。」(都倉純利愛さん)
「実践の中で韓国語を使うことの大切さを実感しました。」(亀山聖来さん)
「授業を通して韓国語への自信が高まり、毎日復習する習慣が身につきました。」(佐藤苗さん)
「現地で生活することで、授業だけでは分からない社会や文化を体験し、視野が広がりました。」(金子奈央さん)
「韓国語で授業を受け、現地で学ぶことで日本での学びとの違いを実感できました。」(植草柚花さん)
「異なる文化や価値観に触れる中で、自分の課題と向き合う姿勢が身につきました。」(星璃々花さん)
「積極的に話す環境に身を置くことで、苦手だった会話が楽しいと感じられるようになりました。」(大津果鈴さん)
「先生や友達と支え合いながら生活した経験は、長期留学への大きな準備と自信になりました。」(加屋本苺さん)
「言葉が通じた瞬間の喜びは忘れられず、この研修は語学力だけでなく自分自身の成長を強く実感できた経験でした。」(藤原李子さん)
「語学力だけでなく、自分の可能性にも気づくことができた、挑戦する価値のある研修でした。」(宇野美海さん)