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実践を通して学ぶ日本語教育~Summer Programで初級日本語の授業に挑戦~

学生活動

2026.06.28

日本語教員養成課程 (副専攻) で「日本語教育実習I」を履修する学生たちが、サマープログラムで来学したアメリカ・スペルマン大学の学生たちに初級日本語を教えました。


授業は5月25日、6月1日、6月8日の3時限目に計3回実施され、本学の学生たちはPPT資料を作成するなどの事前準備を重ねて、授業に挑戦しました。


最初は初級学習者に合わせた語彙の選択や説明の仕方に苦戦する様子も見られましたが、回を重ねるごとに「やさしい日本語」を意識して話せるようになり、学習者とのやり取りもスムーズに行えるようになりました。


スペルマン大学の学生からは、「日本語だけで会話ができたことがうれしかった」という声も聞かれ、本学の学生にとっても学習者にとっても、大変有意義な学びの機会となりました。


今回の授業を通して、本学の学生たちは日本語教育の実践力を高めるとともに、異文化理解やコミュニケーションの大切さを改めて実感しました。

国際文化学科生の感想

今回の授業に挑戦した国際文化学科生の感想を、抜粋してお届けします。

スペルマンプログラムを通して、教えることの難しさを改めて学びました。最初は、スペルマン大学の学生がどのくらいのレベルであるか、また、実際に説明する時の言葉の表現はどれが適切であるかなど、不安な要素は多くありました。しかし、実際に話してみると、学生によってレベルが異なっていたため、表現や説明方法などを一人一人変えて説明しないといけない部分がありました。この経験から、学生一人に対してでも教えることは難しいと改めて感じました。今後、授業の内容や教授法などを再度勉強して、さらにレベルアップしたいと感じた経験でした。(国際文化学科4年 金子日菜多)

チューター以外で外国人に日本語を教えた経験がなかったため、最初は戸惑いましたが、何度も新しい人に教えながらやり方を模索し、教えることができました。学習者が内容を理解できて嬉しそうにしている様子が、私自身もとてもやりがいに感じることができ、良い経験になったと思います。(国際文化学科4年 高木さくら)

実際に日本語学習者に日本語を教える機会は中々ないので、貴重な経験になりました。初級の学生だったので、やさしい日本語を使う場面が今まで以上に多く、表現の仕方においても工夫が必要だと感じました。意欲あふれる学生たちが、少しずつ理解していく姿を見ると私まで嬉しくなりました。発音やイントネーションを質問してくる学生やどのような場面で使うのかをシュミレーションしたりするなど、積極的に取り組むことができてすごく良かったと思いました。今回のプログラムを通して、日本語を教える楽しさと学習者に合わせた工夫の重要性を学ぶことができました。(国際文化学科4年 龍湖唯)

チューターとは違って、日本語がほとんど出来なかったり、できても普通の会話があまり通じなかったりと、新鮮でした。日本語でしか話していないのに、アニメや漫画の話題で友達になれたり、Instagramを交換するなどできて、良い経験になりました。思っていたよりも日本語ができていたり、私の下手な教え方でもジェスチャーや簡単な英語で汲み取ってくれて、お互い笑い合いながら教えることができました。(国際文化学科4年  小森紅音)

スペルマンのプログラムを通して、教えることの難しさに改めて気づくことができました。これまでチューター活動で教える経験はありましたが、授業として教える立場になったことで、より難しさを感じました。自分が理解している内容でも、相手に分かりやすく伝えることは簡単ではなく、説明の仕方を工夫する必要があると学びました。また、学習者のレベルに応じて教え方を変えることの重要性も実感しました。この経験を通して、相手に合わせて柔軟に対応し、一人ひとりに合った教え方をすることの大切さを学ぶことができました。(国際文化学科3年 池口文芽)

同年代のアメリカ人と交流するのはほとんど初めてだったため、彼らの積極性やフレンドリーさに驚きました。自己紹介の際には、日本語を使って積極的に質問してくれたことが特に印象に残っています。日本人同士であれば会話が途切れてしまう場面でも、相手を知ろうとして会話を広げる姿勢から、コミュニケーションに対する考え方の違いを感じました。また、日本語を教える中では、表現の違いや使い分けについて熱心に質問したり、メモを取ったりする様子から高い学習意欲を感じました。私は1対1で日本語を教える経験がほとんどなかったため、最初は時間配分に苦労しましたが、回数を重ねる中で柔軟に対応できるようになりました。アメリカの学生の学習姿勢に触れるとともに、日本語を教える難しさと面白さを実感できた貴重な経験でした。(国際文化学科3年 宇野美海)

自分が英語を使用して話してしまうと学習者も英語を使用してしまい、聞き取れず戸惑った場面がありました。時には学習者の言語を使用して教えることも大切ですが、私自身はその場の英語にうまく対応することが難しかったので、次の実習ではスライドの説明に英語訳を加えたり、単語の導入をきちんと行ってから活動に入るなど改善をしたところ、日本語のみでも教えることが可能になりました。うまくいかない場面があったとしても、教師の工夫一つで、活動を正しく理解して日本語が上達する学習者を見て、私自身がもっと学ばせてもらったように感じます。(国際文化学科3年 岡澤涼葉)