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東京証券取引所と三菱UFJ信託銀行信託博物館を見学(千葉東金キャンパス神余ゼミ)

学生の活動

2025.10.12

東京証券取引所と三菱UFJ信託銀行信託博物館を見学(9月16日)

千葉東金キャンパス地域公共マネジメント分野の神余ゼミナールでは「日本の課題を解決し、未来を明るくする企業ポートフォリオ作成」と題して様々な課題を解決するために取り組んでいる日本およびアジアの企業を探し、企業ポートフォリオを作成する研究活動をしています。

その研究の一環として、金融の仕組みや制度が地域や経済社会の発展にどう貢献しているのかを知るために、東京証券取引所と三菱UFJ信託銀行の信託博物館を見学しました。東証では日本経済を支える証券の歴史と仕組みを学び、信託博物館では信託の歴史から、事例を交えでさまざまな場面で信託が活用活用されていることを学びました。また今年はお昼休憩時に貨幣博物館にも立ち寄り、貨幣の歴史にも触れました。

ここで得られた知見をもとに、12月には学内発表を行い、1月には日経STOCKリーグにレポートを提出する予定です。

※この活動は城西国際大学学修研究活動の助成を受けています。

この日は株価上昇がニュースになった日で刻々と変わる株価ボードを見ながら解説を聞きました

歓迎ボードに感動しました

日経STOCKリーグで対象としている銘柄を確認することもできました

ティッカー前で記念撮影

お昼休みを利用して日銀前にある貨幣博物館を見学しました100000000円の重さを実感

フラッシュをたくと、後ろに新札が現れます!100000000円模型は神余研究室にもあるので見に来てくださいね

ゲームやクイズ、動画もあり無料で勉強できる素敵な施設です

今年度も三菱UFJ信託銀行の友松様に講義をしていただきました

実際の当時の証券や歴史紹介パネルを見ながら信託の活用について学びました

最後はピーターラビットになって記念撮影しました。なぜ三菱UFJ信託銀行のキャラクターがピーターラビットなのかとても深い意味があることを学びました(学生の感想参照してください)

<東京証券取引所感想>

・東京証券取引所では、巨大な電光掲示板に表示されるリアルタイムな株価の動きを見て実際に、日本の経済の中心を肌で感じることができた。
・赤色は「赤字」というマイナスのイメージを抱いていた。しかし、実際には縁起の良い色として株価の上昇に赤色が使われていることを知った。ほとんどの国では赤に良いイメージがないため、他国との文化的な背景の違いに興味を持った。また、現在の取引システムの速さにも驚いた。一回の瞬きの間に750回以上の注文に対応できると聞き、立会場で黒板に取引を書き込んでいた時代とは比べ物にならないほどの進化を感じた。

(貨幣博物館感想)・古代から現代までの貨幣の歴史が展示されていて、教科書でしか見たことなかった、大判小判や藩札があり、実際見るとすごくかっこよいと感じた。千両箱の重さを持つ体験や、1億円を持つことを経験でき、小さい子から大人まで楽しめる博物館だと感じた。

<信託博物館感想>

・自然保護をするために信託を利用したピーターラビットの作者の話が印象だった。
・信託は我々の生活だけでなく地域、そして自然を守ることに繋がっていることに気づかされた。
・信託博物館では、お金の流れを支えてくれる「信託」という仕組みの奥深さに触れることができた。資産を託すことの歴史や、それが社会にどのように貢献してきたかを知ることができて、私たちの生活がどのように金融システムとつながっているのかを学ぶことができた。
・信託は実は身近な場面で活用されていることを知った。また、信託の歴史が古代ローマにまで遡るという話も興味深かった。当時は女性に相続権がなく、生前に妻や娘へ財産を譲渡したいという思いから信託の仕組みが産まれたと知り、制度が人々の生活上の課題を解決するために発展してきたことが分かった。(中略)ビータラビットの作者であるビアトリクス・ポターさんは1人で4,000エーカーもの土地をナショナル・トラストに信託したが、少額から投資できる集団投資や分割投資のように、様々な種類の信託があることが分かった。
・日本の総理大臣の資産も信託になっていて、身の潔白を証明するという話がとても印象に残った。他にも、街づくりにも信託が利用されていると聞いて、柔軟性があり、信託にはさまざまな可能性を感じた。

ゼミナール課外活動にご協力いただいた方々に心より感謝申し上げます。