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赤十字救急法基礎講習を理学療法学科と経営情報学部と共同で開催

キャンパスライフ

2025.06.05

赤十字救急法基礎講習を理学療法学科と経営情報学部と共同で開催

2025年6月5日(木)、城西国際大学福祉総合学部理学療法学科は、経営情報学部と合同で赤十字救急法基礎講習会を千葉東金キャンパスの実習棟にて開催しました。この講習会には、理学療法学科から学生8名と教員2名、経営情報学部から学生3名の合計13名が参加。学部を超えた教員と外部講師からなる4名の指導者のもと、救急法の基礎を学びました。

今回の講習会は、本学福祉総合学部理学療法学科の教員が、自身の救急法講習の経験から「医療従事者としてだけでなく、生活の中で身を守る必須の知識を学生にも身につけてほしい」と強く願ったことから企画されました。また、経営情報学部の教員が講師サポートをしていた救急員養成講習に理学療法学科の教員が参加したことがきっかけとなり、今回の学部合同での開催が実現しました。

講習は、座学と実技をあわせて4時間にわたり、じっくりと行われました。座学では、赤十字の基本理念である「人道」をはじめ、手当の基本(観察、体位、傷病者への接し方)、一次救命処置(心肺蘇生、AEDを用いた電気ショック、気道異物除去)について知識を深めました。そもそも救急法とは、病気やけが、災害から自分自身を守り、けが人や急病人を正しく救助して専門家(医師・救急隊)に引き継ぐまでの重要な応急手当です。

続く実技では、講師が自身の経験談など具体例を交えながら指導し、学生たちは学んだ知識をすぐに実践に移しました。多くの講師から密度の濃い指導が受けられる環境の中、参加した学生たちは皆、真剣な表情で一生懸命に取り組む姿が見られました。

参加した学生からは、「講師の先生が実際に経験した話を踏まえて講義してくれて、とてもイメージしやすかった。実技も注意すべきポイントを丁寧に行っていただき、わかりやすかったです」、「重要なポイントを細かく教えてくださったので実技がやりやすかったです。今後、助けが必要な人がいたら、今日学んだことを自信にして、怖がらず積極的に助けたいです」といった頼もしい声が寄せられました。

今回のような学部を超えた実践的な講習は、専門知識の習得だけでなく、城西国際大学福祉総合学部理学療法学科が強みとする「多様性のある大学生活」や「幅広く実践的な学び」を体現する貴重な機会となりました。学生たちは、専門科目と並行して社会で生きるスキルを学ぶことの重要性を実感できたことでしょう。

城西国際大学 理学療法学科の特徴その⑤

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