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2024.08.28
この記事は、福祉総合学科ホームページ6月28日の「ライフステージIPE-B(専門職講演・社会福祉士)授業風景」の続報です。前掲のように、IPE専門職連携教育の一環であるライフステージIPE-Bは、チームケアにかかわる様々な専門職による講演を通して、各専門職の専門性や他職種から何を求められているかを知り、そして、他職種と自身が目指す職種との違いを知り、どのようにチームとして機能できるかを考え理解することを目的としています。この目標を達成するため、7月19日は株式会社コイノニアのケアマネジャーである今西航地さんを講師にお招きしました。
今回の授業では、“家族・生活視点のアプローチ”から利用者にとっては「家族と生活」が非常に重要な存在であることが改めて確認できました。利用者の「人生・生活」には、医療・看護・介護・福祉・リハビリ等の様々な専門職が関わっています。そのうち、ケアマネジャーの仕事は、自らの専門性を持ち、利用者主体であることを前提に、利用者の多様性をみとめ、一人ひとりの利用者と関係性を築き、ケアの概念を確認したうえで、効果を発信することであるといったことを具体的にお聞きすることができました。
最後に、学生たちは、ケアマネジャーの仕事および支援における他職種連携について、グループディスカッションを行い、授業の学びを深めました。
授業に参加した学生たちからは、“今西先生が運営している施設は利用者(高齢者だけでなく、里親として子どもも受け入れている)と一緒に暮らし、家族のような生活の場をつくっていく素晴らしさを感じました。” また、“ケアマネジャーは「医療、看護、介護・福祉、リハビリ」など多職種と連携し、「利用者一人ひとりの生活に重点に置き、利用者と信頼関係を築き、利用者の日常生活をサポートする」ことなどについて学ぶことができた。”との声が多く寄せられました。
今回で、今年度のライフステージIPE-Bの授業は終了いたしました。
また、次年度も様々な専門職の方のお話をお聞き出来ることを楽しみにしたいと思います。
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