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2025.02.04
2月3日に県立九十九里高等学校1年生と先生方、約40名が来られました。
これまで高大連携授業として九十九里高校へおじゃまして行っていたプログラムですが、今年は大学で開催しました。
授業のテーマは「共生(共に生きる)ってなんだろう」です。福祉総合学科で学んでいる学生と一緒に二つの授業を行いました。
◎保育士体験
保育士体験では、ICTなどを活用したイマドキの子ども園の生活や保育士の役割について講義を聞いた後、学生と一緒に季節の手遊びや手作りおもちゃで遊ぶ体験をしました。
その後、くじらキッズに移動して正しい赤ちゃんの抱っこの仕方を学んで、実際に抱っこ体験もしました。
◎高齢者疑似体験
高齢者疑似体験では、高齢になると起こる身体の変化の体験を通して、共に生きる私たちに必要なことを考えました。
様々な装具を付けて、まずは新聞のチラシを見てみました。ファミリーレストランのメニューから今晩食べたいものを選んでみました。
買い物の後に受け取るお釣りを数えてみました。
ペットボトルの蓋を開けてみました。
◎高校生の感想
・保育士体験
*学生さんの作ったおもちゃが、どれも楽しそうでわくわくした。
*赤ちゃんの体が意外としっかりしていて重かったけど、楽しかった。
*保育園の先生方が、毎日子どものために考えたり、工夫をしたりして接していることがわかりました。
*子どもの頃の思い出がよみがえってきて楽しかった。
・高齢者疑似体験
*今日はペットボトルを開ける体験だったけど、お菓子の袋も開けられないと思った。好きなお菓子が食べられないのは悲しい。
*できないことがあっても助けてもらえば何とかなることがわかった。
*周りの声があまり聞こえないので、たくさんの人がいるのになんだか孤独だった。
*疑似体験をしてお年寄りは「動けない」のではなく、思うように動けないから自信がなくなったり、面倒くさかったりして「動きたくない」のではないかと思った。
短い時間でしたが、今日の体験を通して周りの人たちの気持ちを想像して「これから自分たちにできることは何か」を考える機会になりました。
私たちは、みなさんの心に「福祉のあたたかさ」を伝えます。
皆さんと出会えることを楽しみにお待ちしています。
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