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福祉社会専攻が研究対象とする中心的な学問分野 研究科の特色

高齢・障がい者福祉研究分野

認知症のケア、高齢者の孤独死、高齢者や障がい者への虐待、貧困、排除、偏見などの高齢者、障がい者を取り巻くこれらの問題は、世界に共通した、早急に取り組まなければならない課題です。本研究領域では、高齢者や障がい者ソーシャルワーク論を中心としながら、これらの課題を研究し、さらに加齢学、施設経営、社会起業、国際高齢者福祉などを学びます。

子ども・家庭福祉研究分野

少子社会における子ども・子育て問題は、マルトリートメントとしての虐待や保育問題、現代における家族のあり方や家族政策にも関連する問題です。また、障がいを持つ子どもの養育や保育、および特別支援教育は、国際的視野においてノーマライゼーションをどう具体的に実現していくかという前提の上に研究が進められる必要があります。本研究領域では、ファミリーソーシャルワーク論を中心に、障がい児保育、発達障がい支援、家族社会学、国際児童福祉などを学び、特に保育や障がい児支援について実証的に研究を進める方法論を学びます。

保健・医療福祉研究分野

保健医療の問題を福祉の視点からアプローチし、医学モデルと社会モデルの統合を目指す新しい研究領域です。特に、難病の方々の福祉的ケア、精神障害者の社会復帰、人の死とターミナルな場面における個人と家族の心のケアなど新しい理論と実践を研究します。本研究領域では、医療ソーシャルワーク論を中心に、精神保健福祉と権利擁護、病院マネジメント、グリーフケアと傾聴、国際保健医療などを学び、医療と福祉をどう結び付け、人々のニーズに合わせた、より人間的な保健医療福祉のあり方を考えます。