研究科長からのメッセージ 【健康科学研究科】特色

城西国際大学大学院健康科学研究科は、従来の大学院教育である「創造性豊かな優れた研究・開発能力を持つ研究者等の養成」だけではなく、「高度な専門的知識・能力を持つ高度専門職業人の養成」を担うことを主たる目的としています。

保健・医療・福祉系専門職者に対する高度専門職業人養成教育は、当然ながら学部教育だけでは難しいと考えます。現場に出て様々な実務経験をする過程で、視野と人間理解が広がり、自身の専門性を掘り下げるだけではなく、幅広く捉えることの必要性の真の認識が生まれてくるもの思います。しかし、現実的には、いったん専門職として社会に出てしまうと忙しい現場業務に追われ、学習の場や機会はほとんどなく、複雑な要因が影響している現場の課題解決にはつながりにくいのではないでしょうか。そのため、学部教育で培った専門性だけでは行き詰まりを感じながらも、やがて経験値といった手さぐりの行為の継続に陥っていることを感じる専門職者も少なくないと思います。

本研究科は、健康薬科学領域、看護学領域、リハビリテーション学領域の3つ領域からなっております。保健・医療・福祉の現場で活躍しながら、さらに高度な専門知識・技能を学びたいと望む看護師、保健師、理学療法士、作業療法士、薬剤師等に対し、現職のまま修学可能な学びやすい環境を提供するために、「職業実践力育成プログラム（BP）」の認定(健康薬科学領域は申請中)を受けるとともに、より実践的・専門的なプログラム(現場への出張指導等)の提供を行うようにしております。

一緒に研究をやってみませんか！まずは、門をたたいてみましょう！お待ちしております！

城西国際大学大学院 健康科学研究科長

谷内　幸喜