留学
2022.10.07
国際交流学科では、コロナウィルスの感染状況を注意深くモニターしながら、海外での学びを再開しています。
今回から2回にわたって、夏休みを使ってハンガリーのペーチ大学に短期留学した、清水季理恵アレクサさんの報告を掲載します。
私は、ハンガリー政府奨学金助成の夏季プログラムに参加して、7月16日から、8月16日までハンガリーのペーチ大学に留学していました。ペーチ大学の「ハンガリー文化コース」では、ハンガリー語の授業がお昼頃まであり、午後にはハンガリー文化体験などの時間がありました。また毎週土曜日には、遠足がありました。今回は、授業の様子などをレポートします。
月曜日から金曜日、大学のキャンパスでハンガリー語の授業が8:15~13:30まで毎日ありました。その後、15:30からはハンガリーの文化体験や勉強会、ペーチ観光などの様々な活動が毎日行われていました。
授業は、レベル別に分けられていて、私はクラスメイト6人と受けました。ハンガリー語と英語で授業を受けていました。他国の人とコミュニケーションを行う時は英語を主に使いました。私のクラスにはルーマニア人、クロアチア人、イギリス人、アメリカ人とスペイン人の方がいました。プログラムに参加した理由も様々で、「恋人がハンガリー人だから」や「孫がハンガリー人だから」、「将来ハンガリーで仕事をしたいから」など、みんなのモチベーションを知って、自分も頑張ろうと思いました。また、年齢層も幅広く19歳から60歳以上の方がいました。授業はかなり難しいですが、ハンガリーのことも知ることができ、またハンガリー以外の国の人々とも知り合えるので、本当に毎日充実していました。
昼食は、いつも歩いて同じレストランに行きました。そこはバイキング式で私たち留学生は特別なチケットを使って好きに食事を選べます。いつも種類が豊富で、ハンガリーの典型的な料理が楽しめました。昼食の後は、お昼寝やスーパーでの買い物をして過ごしていました。
15:30からは様々な活動がありました。ハンガリーのフォークダンス体験があったり、ペーチの中心街や観光地をまわったりしたのがとても楽しかったです。(たまに午後の活動に参加せず、モールに行ったり、個人で観光したりして自由に時間を使うことができました。)
キャンパスでの活動はだいたい18:00頃に終わり、寮に戻って授業で出された宿題をしていました。量は多くないですが、難しいし、予習も復習もみっちりやっておかないと授業についていけないので、毎日かなりの時間勉強しました。部屋で勉強したり、友達とテラスで集まって一緒にやったりしました。
外が暗くなった21時頃には、テラスでお酒を飲んだり、友達と話したりして時間を過ごしている人もいました。自分が思った以上に忙しい日々でしたが、用意してくださった活動に参加でき本当に沢山の体験ができて、とても感謝していると同時に、とても幸せを噛み締めさせてもらえました。
次回は、留学中の生活の様子や、週末に参加したアクティビティなどについて報告してくれる予定です。楽しみにしていてください。