留学
2023.03.22
カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)において長期留学で学んでいる学生たちは、週に1度レジデント・ディレクターの授業を受けています。その授業の中で、全5回にわたって日本語を学ぶUCRの学生を招待して日米文化交流プロジェクトを実施しました。
第1回(2月3日)
城西国際大学の学生が日本文化(日本のアニメ、観光、お祭り、季節の行事、あまり知られていない日本の文化)について発表を行いました。
第2回(2月10日)
城西国際大学の紹介(学部・クラブ、留学生との交流、留学生の寮、東金の環境)を行いました。
第3回(2月17日)
UCRの学生が日本文化の魅力(日本アニメ、日本の芸術と美学、日本の歴史、日本の食・お祭り等)について発表を行いました。また、UCRのビジネス・プログラムを受講中の日本の商社社員の方が、日本特有の就職活動と雇用システムについて発表してくださいました。
第4回(2月24日)
UCRの学生と研究員が、自分が帰属する文化(アメリカ、メキシコ、ペルー、香港、ウィグル)について発表を行いました。また、UCRのビジネス・プログラムを受講中の日本の商社社員の方が、日本で普段どのように英語を使って仕事をしているかについて発表してくださいました
第5回(3月3日)
城西国際大学の学生が、UCRの英語授業で使い方を英語で作成したゲームを用いてゲーム・パーティーを主催し、短期研修の学生も招待して交流を盛り上げました。
この発表会では1人10分を目安に発表を行いました。プレゼンテーションに慣れていない学生も、自分が発表を行ったり、UCRの学生、研究員、日本の社会人の方たちの多くのプレゼンテーションを視聴したりすることができたおかげで、普段の英語の授業でのプレゼンテーションでも以前より自信を持ってプレゼンテーションできるようになったようです。カリフォルニアは文化の多様性で有名ですが、なぜスペイン語を話す人が多いのか、いかにメキシコやペルーの文化がカリフォルニアに浸透しているかなどを、発表者の個人的なストーリーを通して理解することができました。
普段は世界各地の留学生たちと一緒に英語の授業を受けていますが、このプロジェクトを通してUCRの学生たちと学び合い交流を深めることができました。今では放課後や休日などに一緒に勉強したり遊びに行ったりする友だち同士の関係になっており、「このプロジェクトを通してUCRの学生との交流が増えたことで、私たちのアメリカン・ライフは間違いなく素晴らしいものになりました」との喜びの声が寄せられています。