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国際交流学科の学生が総合旅行業務取扱管理者試験に合格

学生活動

2023.08.07

国際交流学科の学生が総合旅行業務取扱管理者試験に合格

国際交流学科4年の菅原万里奈さんが、総合旅行業務取扱管理者試験(合格率9.4%)に合格しました。菅原さんに合格までの道のりを聞いてみました。

 

総合旅行業務取扱管理者試験の合格証を持って記念撮影

 

1. 旅行業務取扱管理者試験について(試験日・試験内容・費用・合格率・有資格者の進路)教えてください。

この資格は、旅行会社で旅行商品を販売するために必要な国家資格です。旅行業法において各営業所ごとに1名以上の有資格者を配置することが義務付けられています。

旅行業務取扱管理者資格には大きく分けて3種類あります。
・国内旅行業務取扱管理者:国内旅行に関わる業務のみ扱うことができる資格
・総合旅行業務取扱管理者:国内/海外問わず旅行業務全般を扱うことができる資格
・地域限定旅行業務取扱管理者:営業所周辺の旅行商品のみ扱うことができる資格

試験は、資格ごとに年に1回行われます。国内旅行業務取扱管理者試験(受験料5800円)は9月上旬、総合国内旅行業務取扱管理者試験(受験料6500円)は10月上旬です。試験科目は、旅行業法・約款・国内旅行実務・海外旅行実務です。
令和4年の試験での学生の合格率は、国内が39.7%、総合が9.4%です。全科目で6割以上を取ると合格となります。

2. 国際交流学科の学びで合格に役立ったことはどんなことですか。

私は「旅行・ホテル・観光キャリア概論」という授業を履修していました。資格の勉強に直結するわけではないのですが、旅行業、ホテル業、観光業全般についての知識を身につけることができるのでおすすめです。また、総合では語学(英語)の問題が出題されるので国際交流学科での英語学習が役に立ちました。

3. 試験勉強をどのように進めましたか。

私は、大学のキャリア形成・就職センターで資格対策講座に申し込みをしました。オンデマンド型の動画なので自分の好きな時間に自分のペースで勉強を進めることができました。動画を見終わったら確認テストを受けることで、自分の苦手な部分を把握し点数アップに繋げることができたと思います。また、城西国際大学の受講生限定オンライン型勉強会もありました。他の受講生と一緒に学ぶことで刺激をもらい勉強のモチベーションにも繋がりました。

4. テキスト以外に活用した問題集はありますか。

座学だけではイメージを掴みづらい内容があったため、成田空港に行ってみたり、図書館で旅行ガイドブックを読んだりしていました。しかし、とにかく過去問を繰り返し解くことと復習をすることがとても重要です。試験機関の公式サイトに過去5年分の過去問が掲載されているのでぜひ活用してみてください。

5. 資格をこれからどう活かしたいていきたいですか。

大学在学中に資格取得を目指すことは、将来に向けて強力な基盤を築くための一歩となります。また、資格取得の過程で培った経験は将来の貴重な財産となるはずです。旅行やホテル、航空業界など、さまざまな分野で活躍する機会が広がると思うので、ぜひ在学中にチャレンジしてみてください。

6. これから取得を目指す後輩に一言お願いします。

旅行業務取扱管理者資格の取得は、みなさんの将来において大いなる可能性を切り拓くものです。資格取得の勉強は、なかなか思うように進まず、点数が伸びずに辛く感じることがあるかもしれません。私自身、はじめて教科書を開いたときは、膨大な情報量に驚き本当に合格できるか不安でいっぱいでした。しかし、自分自身の可能性を信じて一歩ずつ前進し、「できる!」と信じ続けてください。大切なのは、諦めずに続けることです。自分自身に対して忍耐強く、努力を重ねていくことで大きな成果をあげることができます。信じて前に進んでください!
みなさんの挑戦を心から応援しています。頑張ってください。