キャリア形成プロジェクト（カリフォルニア大学リバーサイド校）

昨年の秋からカリフォルニア大学リバーサイド校に留学している学生たちは１年近くに及ぶ留学生活を無事に終えることができました。留学中はアメリカ文化から大きな影響を受け、これまでの日本での生活やこれからの人生について常に考え、友だちと話し合う機会にもなりました。

楽しくキャンパス生活を送る留学生の視点だけでなく、キャンパス外のアメリカで実際に働いている人たちに話を聞くことで、留学を今後の将来にどう活かしていくかについて現実的な視点も踏まえて考えられるように、各自が思い描く将来に関係する人たちにインタビューを行い考察をまとめました。

横田明夏さん（３年生）

私はアメリカで1年間過ごして色々な人との出会いから大きな影響を受け、自分の将来について考える大きな機会となりました。私には将来子どもたちに英語の楽しさを伝えていく英語の先生になりたいという夢があるので、卒業後、海外で英語を学び続けながら自分の夢を実現させるためにはどのような選択肢があるのかを知りたいと思い、UCRの児童教育のディレクターの方にインタビューを行いました。アメリカの児童教育のシステムを理解し、自分が大学卒業後にどんなプログラムに参加できるかなどを知ることができました。この留学を通して自分の将来を考える機会にもなり、日本に帰っても自分の将来に向かって勉強していきたいです。

横田さんが発表している様子

田中花実さん（３年生）

アメリカでの1年間の生活を通して今までに見たことのないようなことや、初めての経験を沢山してきました。その中でも私にとって特に興味深かったのは、アメリカでの日本食の経営でした。カリフォルニアには多くの日本食レストランがありますが、その中で私はIrvineでコーヒーショップを経営している日本人夫婦と出会いました。彼らがいつも楽しそうにコーヒーを作りお客さんとお話している姿がとても印象的でした。私の夢の一つである、「いつかアメリカに戻ってきて日本食を広めたい｣という夢を少しでも現実味のあるものにするためにも、アメリカでの経営の仕方を知る必要があると思い、今回彼らにインタビューさせて頂きました。初めての知ることばかりでとても刺激を受け、もっと自分で勉強していく必要があるなと感じました。私が今回のインタビューで感じたのは、色々なことを経験することの大切さと人との出会いの大切さです。彼らの答えからも、今までの経験や出会った人の助けがあって今のコーヒーショップがあるということを学びました。私には他にも東京ディズニーリゾートで海外ゲストの対応もできるキャストになるという夢や、友だちのブランドのお手伝いなど、やりたいことが沢山あります。私は日本に帰ってからも自分の夢に向かって全力で頑張っていきたいです。

田中さんが発表している様子