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JIU Festivalでゼミの展示を行いました

大学行事

2023.11.20

JIU Festivalで市山ゼミ・川野ゼミ・林ゼミの展示を行いました

2023年11月11日(土)・12日(日)に、千葉東金キャンパスにて、第32回JIU Festival(大学祭)が開催されました。
国際交流学科からは、市山ゼミ、川野ゼミ、林ゼミが研究展示を行いました。ゼミの代表者のメッセージが届きましたので、紹介します。
 

市山ゼミ 青木滉太さん

初めに、第32回JIUフェスティバルにお越しいただいた皆様、卒業生の皆様に加えて運営関係者の皆様には心から感謝申し上げます。私は市山ゼミのゼミ長としてCafé Famíliaを運営し、研究展示とブラジルで有名な飲食物の販売をメンバー全員で行いました。準備期間ではメンバーを適材適所に振り分け、限られた時間で結果を出す難しさを痛感しました。文化祭当日では多くの業務をこなす中での1番のやりがいはお客様からいただく研究展示の好評です。私たちは日系人というあまり知られていない分野について研究をしています。その様な分野だからこそ、多くの方に周知していただけることに喜びを感じました。全体を通して、チームワーク・観察力・マネジメントの大切さを再認識することが出来ました。
今回のイベントを通して3年生と4年生の交流も活発に行われていた為、今後のゼミ活動に良い影響をもたらすと確信しています。今年度はCafé Famíliaとしての利益を千葉県国際交流センターに寄付します。最後になりましたが、今回のように卒業生など異なるコミュニティとの交流の場と学びの場を提供していただいている市山先生に感謝申し上げます。

 

 

 

 

川野ゼミ 人見素妃亜さん

約半年かけてたくさんの汗と涙と知識を振り絞り、0円弁当を成功させることができました。準備や成功への道のりは険しいものでした。形にできたのは10月18日と11月1日に0円弁当の配布を学内で行った時です。多くの学生が50食の弁当に向かって走る姿や美味しく食べている姿、「0円弁当を毎日して欲しい」「偏った食事をしていて、ましてや0円の弁当は非常にありがたい」「おいしい!」というお声を耳にしました。
この弁当配布が実現するまでに頑張ったことがたくさんあります。それは多様な学生を同じ方向に向けることや、フードロスへの知識を高めるための事前調べ、千葉県内の農家さん、企業、NPO団体への交渉や農作業ボランティア、0円弁当を進行していく中で起きる問題点を考察しながら話し合い決めること、などです。これらは簡単なように聞こえますが、たくさんの汗と涙がありました。遠くから通っているゼミ生を含め、当日の朝8時から弁当づくりを行い、昼休みの配布に間にあわせました。このような過程を経て、思いを込めながら学生が学生へ配布したので、うれしそうにお弁当を受け取ってくれる姿や、明るいお声がけは、私たちの計画を苦しいものだけでなく、それ以上にやってよかったと思うほど良いものにしてくれました。
この計画を成功させることができたのも、ゼミの協力姿勢と協力して下さった千葉県内の農家さん、企業、NPO団体の協力があってのことです。本当にありがとうございました。その全ての努力を詰めたのが大学祭です。大学祭の展示内容は、0円弁当が成功するまでの道のりをまとめたものと、お世話になったみろく農場さんの野菜やお米、お豆腐屋さんのおからシフォンケーキの販売を行いました。いずれも人気があり、特にシフォンケーキは売れ切れた後でも訪れる方が多かったです。
大学祭では、オープンキャンパスで私達の計画を知ってくださり足を運んでくれた方々、SDGsや私たちのプロジェクトに興味を持ってくださった方や、企業さんの中で私たちの計画を参考にしたいという方、また計画を進行するためにお世話になった大学の事務の方や協力してくださった方など、たくさんの方が訪れてくれました。たくさんのご質問やお褒めの言葉いただき、興味も持ってくださいました。特に印象的であったのは「何をモチベーションにして成功に辿り着いたの?」というお言葉です。私たちのモチベーションは、不景気な日本で生きる学生たちの支援すること、この計画が将来、世界のあらゆる貧困、飢餓や温暖化削減にも役に立つこと、またこの大学祭でたくさんの方に興味を持ってくださり計画を発信していくこと、そして何より弁当を受け取ってくれたかたの笑顔、この計画に興味を持ってくれたかたの笑顔にあります。そのモチベーションを持って、成功に辿り着きました。

 

 

 

 

 

 

林ゼミ 中田優妃さん

林ゼミでは、教室展示と模擬店をおこないました。模擬店では各国のお菓子などを販売し、教室展示では山武市での日本語支援ややさしい日本語について紹介を行いました。教室展示・模擬店ともに2日間で多くの方々にお越しいただきました。特に、教室展示では、日頃林ゼミの学生が学んでいるやさしい日本語や山武市の活動をお越しいただいた方々に知っていただく貴重な機会になったと感じています。ワークショップに参加された方から頂いた「今まで、外国籍の方とのコミュニケーションに困っていた。今回のワークショップで、やさしい日本語をはじめて知り、これから使うようにしたいと思った。」や「やさしい日本語と日本語支援の重要性と必要性がわかった。」、「やさしい日本語の作り方を知ることができて良かった。」などといった声がとても印象的でした。私たち学生も準備段階から大学祭当日までを通し、やさしい日本語を広めていくことの重要性や皆さんが外国籍の方とのコミュニケーションでどのような部分に困っているのかなど多くの気づきを得ることができました。今回得た気づきをゼミ内で共有しあい、これからより中身のある活動をしていけるように活かしたいと思いました。