海外研修
2024.03.05
JASSOプログラム「実践的日本語教員養成海外交流インターンシップ」として、ハンガリーのエトヴェシュ・ローランド大学で日本語教育実習を行っている国際交流学科4年の伊藤優香さんと清水季理恵アレクサさんからレポートが届きました。
私たちは、学生支援機構(JASSO)の支援金をいただきハンガリーのブダペストにあるエトヴェシュ・ローランド大学で約1ヶ月日本語インターンシップを行なっています。私たちは日本語教員養成課程を副専攻で勉強しています。この大学では、日本人の先生が授業しているところを見学したり、実際に日本語の授業で実習を行ったりしています。私たちはJIUで「日本語教育実習」の科目を履修したため、そこで学んだことを活かして、学生同士のペアワークを中心に授業を行なっております。
【伊藤】
前回、国際交流基金の助成を受けて台湾で日本語教育実習研修に参加しため、前回の反省点を今回のインターンシップで改善できるように努力し、学生が授業を通じて日本語を理解できていると実感することができました。それと同時に、台湾の日本語教育とハンガリーの日本語教育の違いに気づくことができ、とても勉強になっています。
【清水】
前回ハンガリーに1ヶ月間語学留学し、今回日本語インターシップに参加したことで、将来ハンガリーで日本語を教えたいという希望がある私にとって、ハンガリーならではの特徴や教え方を実際に自分の目で見ることができ、とても勉強になりました。また、学生と交流することでお互い異文化でありながら日本語を使いコミュニケーションができるという面白さをとても感じました。また放課後や休日は、学生が美味しいレストランに連れてってくれるなど、学生との交流を通じて、ハンガリーの文化に触れることができています。ハンガリーの日本語インターンシップでは大学在学中に留学生と交流して培った異文化コミュニケーション力や副専攻で学んだ科目についての知識、さらに、ゼミで行っている山武市スリランカ児童を対象とした日本文化を通じて楽しく日本語を教える活動が十分に活かせていると思っています。
1年生の授業実習の様子
放課後の「日本語テーブル」での様子