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イースターに関する特別教育プログラムを実施しました

開催報告

2024.05.24

イースターの伝統に関する特別教育プログラムを実施しました

国際人文学部では毎年の春に中欧の言語(ハンガリー語、チェコ語、ポーランド語)を勉強している学生のためにイースターの伝統を紹介する特別教育プログラムの授業を開催しています。今年度は、4月29日の午前中の1限と2限に開催しました。このプログラムは13年以上の長い伝統があり、今回は80人以上の学生たちが参加しました。

学生たちはイースターについていろいろな講義を受けながら、各国のイースターの卵の模様を参考にして、自分らしいイースターエッグの作成にも挑戦しました。今回のゲスト参加者はフランス語の学習者たちとフランス語圏の留学生たちでしたので、中欧のハンガリー、チェコ、ポーランドとドイツのイースターの伝統以外は学生たちがフランス、ベルギー、スペイン、フィンランドとイタリア、またはアフリカ大陸付近のモーリシャスのイースターと春祭りについての勉強もできました。

イースターはイエスクリストの復活を記念する、キリスト教の最大の祭日です。移動祭ですので、毎年別の日に、4月か5月に祝われます。ただ、イースターは実は新しい年と自然の春の復活、若い男性と女性の間の関係を祝う意味も含まれ、中欧では実際にはキリスト教以前の時代から祝われ、生産力や多産力を増やす儀礼や祝祭行事など(女性への水掛け、イースターエッグを贈り物とすること、特別料理を作ることなど)が行われます。イースターエッグの模様の場合はキリスト教以外の、自然崇拝のシンボル(木、太陽、月)と関係のある模様が多いです。この特別教育プログラムを通して学生たちは各国のイースターについての講義を聞きながら、その伝統の複雑な背景を直接体験することもできました。