留学
2025.11.25
現在、チェコにあるマサリク大学に留学している今井さんから留学報告が届きました!今井さんは、本学の「JEAP交換留学」という長期留学プログラムを利用して、1年間の交換留学をしています。
国際人文学部国際交流学科2年の今井です!私の留学は、7月末からマサリク大学でのサマースクールから始まり、9月からは同大学で交換留学生として授業を受講しております。
【サマースクールについて】
チェコ政府から奨学金を賜り、サマースクールに約一か月間参加する機会をいただきました。サマースクールでは国籍・年齢を問わず、多岐にわたる方々が参加されていました。授業は英語で開講され、チェコ語の集中講義が行われました。また、活動の一環として、チェコの文化や音楽を体験するだけでなく、チェコ国内の様々な都市を訪れました。普段の生活では、友人とレストランや旅行に行き、他国から見たチェコについて話し合うこともありました。サマースクールでは、チェコ語能力の向上だけでなく、生涯を通して何かを学び続けることの大切さを知り、チェコの文化や社会を、チェコ国民の立場と国際的な立場の両面から見識を深めることができました。

サマースクール活動の一環としてチェコの都市、Telčに行った際の写真
【交換留学】
交換留学はオリエンテーションウィークから始まりました。オリエンテーションウィークでは、大学や学生団体が主催するパーティやイベントなどを通して、他の交換留学生の方々と交流しました。マサリク大学には個性的な授業が多くあります。私はチェコ語、チェコ文化や音楽文化、日本語の授業アシスタント、英語を自分で学ぶ方法についての授業などを履修しております。日本語のアシスタントでは、三年生と二年生の聴解・会話の授業をお手伝いさせていただいております。また、英語での発音指導もさせていただき、特にチェコ人・スロバキア人にとって困難な発音のアドバイスを行いました。この活動から、学習者の背景に応じた指導の重要性を学びました。この経験を帰国後の城西国際大学での副専攻、日本語教員養成課程での学びに活かしたいと考えております。
【 現地生活】
ブルノは比較的安全な都市であり、スリや置き引き、夜間の行動に注意していれば安心して暮らせます。トラム、バス、トロリーバスを中心として充実した公共交通機関を持ち、深夜でも運行しています。スーパーマーケットやレストランが多くあり、ショッピングモールも点在しているため、充実した生活を送ることができております。

住んでいるBrnoの教会に、友人と訪れた際の写真

秋のBrnoのCity center
【その他の活動】
チェコ国内だけでなく、ブルノはヨーロッパの中心に位置しているため、近隣諸国へのアクセスが良いです。先日は、留学先での友人とオーストリアのウィーンへ日帰り旅行をしました。バスを使えば、時間はかかりますがフランスなどへも手軽に旅行できます。

首都プラハで撮影
【今後について】
これまでの留学生活で、語学能力の向上に加え、チェコという国を国内と国外の両視点から理解を深めることができました。また、日本学科の学生の方々との交流を通じて、日本という国を歴史的側面・現代の国際社会における立場を考える機会を得ることができました。
最後に、このような貴重な経験をさせていただいていることに深く感謝申し上げます。これまでの経験を活かし、今後も学ぶ姿勢、挑戦する姿勢を絶やさず積極的に取り組んでまいります。