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日本語教育実習だより(中国)

  • 海外研修

中国・青島農業大学 日本語学科にて、日本語教育実習に参加している清水 優香さんから便りが届きました。

国際交流学科3年 清水 優香
(アドバイザー教員 林 千賀 教授)

 

 私は、国際交流基金と城西国際大学が共催している「大学連携日本語パートナーズ派遣」プログラムの一環として、日本語教育実習生として2018年11月30日から12月20日までの21日間、青島農業大学に派遣されています。青島農業大学には日本語学科があり、4年間で日本語や日本についての知識を深められます。

 1年生から4年生まで全学年を担当しています。1、2年生は文法を中心に教えましたが、教科書の内容に沿って日本文化を紹介しました。1年生には日本の観光地と四季、2年生には日本の食文化(喉奥文化)を題材に、新しく習う文法をなるべく多く使ってもらうように心がけました。

 3年生には、日本の若者についてのニュースを紹介しました。日本人だからこそ伝えられること、わかること、中国人とは違う感覚も持っている人もいる、ということを軸にして伝えました。

 4年生には「城の崎にて」の本文•内容を教えています。私も初めて短編小説•随筆を授業で扱っていますので、毎日が挑戦の連続です。
授業前に教える箇所の内容を確認しますが、やはりさっと読むだけでは全てを理解することはできません。ということは、私が教える学生たちにとっては、相当の難題だろうと考えました。そこで、自分の経験談や、ジェスチャー、私も参加するディスカッションを多く取り入れ、できるだけ学生が理解しやすくなるように、心がけています。

 授業以外でも、グループごとに会話練習を行っています。日曜日にも「日本語コーナー」として同様のことを行っていますが、110人の学生が応募してくれました。
 1週間の授業実習を経て感じることは、やはり日本語教員が、どれだけ日本文化や日本語の仕組みを知っているか、に授業の質がかかっているということです。日本人らしさとは何か、他の国との違いは何か、また相手の国に対しての知識も極めて重要だと考えます。帰国後は国際交流学科の授業や演習などを通じて、日本を知り尽くす必要があると感じました。

 週末は、青島市内に観光に行きました。青島は、過去にドイツの占領地だったため、ドイツと似た風景が広がっています。また北京オリンピックのセーリングヨットの会場だったこともあり、記念モニュメントなどもありました。