開催報告
2025.10.06
六本木アートナイトの視察を行う受講生たち
2025年9月28日、東京紀尾井町キャンパスで、東京都内在住または在勤の方を対象に「2025年度ナイトタイム観光サーティフィケイトプログラム開発に向けた講座」を開始しました。
本講座は本学経営情報学部が担当し、経営情報学部と大学院国際アドミニストレーション研究科それぞれに所属する石井伸一教授、黒澤武邦教授そして小松悟朗准教授が講座を実施しました。
全4日程の初日となる9月28日には、「ナイトタイム観光総論」、「観光マーケティング」そして「夜間イベント見学」を行いました。
「ナイトタイム観光総論」では、株式会社an 代表取締役、立教大学経営学部客員教授そしてナイトタイムエコノミー推進協議会理事の永谷亜矢子先生にご登壇頂きました。永谷先生からは、日本の観光産業は33兆円産業であり、国の基幹産業であること、その上で、ナイトタイムエコノミーを施策する上で知っておくべきことをご説明頂きました。
続く「観光マーケティング」では、岐阜県観光国際戦略アドバイザー、(公財)岐阜県教育文化財団文化芸術アドバイザー、兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科特任教授などをつとめる古田菜穂子先生にご登壇頂きました。古田先生からは、地域資源を活かした持続可能な観光マネジメントについて、多岐にわたる岐阜県での取り組みと実績の事例をもとにご説明頂きました。
最後の「夜間イベント見学」では、受講生が6つのグループに分かれて「六本木アートナイト2025」を視察。「都市とアートとミライのお祭り」と題した東京都も協力する本イベントの今年のテーマは韓国。受講生は、ダンスやインスタレーションから、夜の美術館見学に渡る多様な東京のナイトタイム観光振興に向けたイベントの視察を行なったことで、多くの知見を得ることができました。
今後の本講座に関して詳しくは、以下の本学または東京都の記事をご覧ください。
大学HP
https://www.jiu.ac.jp/events/detail/id=19426
東京都HP
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/08/2025080720
※本講座の募集受付は終了しました。
黒澤教授によるナイトタイム観光における海外の都市ランキングの説明
6グループに分かれて視察場所を検討する受講生たち
六本木アートナイトは官民共催のナイトタイムエコノミーイベントして注目を浴びている
六本木アートナイトを見に来た観光客で賑わうミッドタウンの様子