開催報告
2025.04.10
2025年3月22日(土)、城西国際大学薬学部は薬学教室を開催しました。19校から参加希望いただき、当日29名の高校生が参加しました。午前は、薬剤師体験として軟膏や注射剤の調剤を行いました。午後は化学系実験と製剤系実験に分かれ、化学系実験では茶葉からカフェインの抽出を、製剤系実験ではコーティングの異なる錠剤や半錠にした錠剤の崩壊試験を行い、溶け方の違いを調べました。
参加者からは、以下のような声が寄せられました。
薬学部ならではのことを体験できた:
・薬局の裏側を見られたようで楽しかった
・本物の器具を使えて楽しかった
・薬剤師にならないとできないことを体験できて、とても良い経験になった
・軟膏の作られ方や注射の扱い方など難しいことも多かったが面白かった
・薬がどこで溶けて吸収されるのかを知れて楽しかった。実際に実験を行って、どのくらいの差が出るのかを体験できてよかった
・錠剤を作っているところも見られてすごく面白かった
実際の大学生活をイメージできた:
・周りと仲良く協力でき、良い思い出になりました
・大学の学生や先生方に丁寧に接していただき、実際の大学での学びがイメージできた
・参加して、薬学を学びたい気持ちが深まりました
薬剤師体験にて、在校生のサポートを受け、軟膏を容器につめる参加者
薬剤師体験にて、注射剤の調剤を体験する参加者
化学系実験にて、茶葉からカフェインを抽出する方法を説明する教員
化学系実験にて、茶葉から抽出したカフェインの確認試験を行う参加者
製剤系実験にて、錠剤が崩壊する様子を観察する参加者