This page does not support translation languages. ×

駐日ブルガリア大使が千葉東金キャンパスに来学 相互交流に向け杉林学長らと歓談

国際教育

2022.03.26

水田美術館を訪れ、メディア学部を今春卒業した学生の作品を見学するマリエタ・アラバジエヴァ大使(右)

杉林堅次学長(左手前)と歓談するアラバジエヴァ大使

駐日ブルガリア大使のマリエタ・アラバジエヴァ氏が3月24日、千葉東金キャンパスを訪問されました。日本学の修士号を有し、書記官時代にも日本での勤務経験があるアラバジエヴァ大使は、流暢な日本語を交えながら杉林堅次学長らと歓談しました。

アラバジエヴァ大使は2021年11月、中欧研究所所長を務めた柴宜弘特任教授(同年5月死去)追悼の集いに参加するため、東京紀尾井町キャンパスを訪れました。その折の交流がきっかけで、今回の来学が実現しました。千葉東金キャンパスの広大な敷地にアラバジエヴァ大使は驚かれた様子で、水田美術館や水田記念図書館などをゆっくりと見学されました。

杉林学長、本学国際教育センターのバハウ サイモン ピーター所長、市山マリアしげみ副所長との面談では、両国の教育事情について会話が弾みました。母国では情報通信技術(ICT)教育が盛んであること、また大学で工学を学ぶ女性が多く、女性の科学者もたくさん活躍していることをアラバジエヴァ大使が説明すると、杉林学長は女性の理系進学率が依然低い日本の現状に触れ、「本学でもブルガリアのように女性の人材を育てたい」と述べました。本学とブルガリアの大学との間での留学生の相互派遣をはじめとした関係性の発展に向け、今後協議を続けていくことを確認するなど、有意義な会談となりました。

大使一行へのお土産として、本学のオリジナル商品「JIU ブルガリアン ローズ ウォーター」を杉林学長が手渡しました。この化粧品は、千葉東金キャンパスに2015年、ローズガーデンがオープンした際、ブルガリア大使館からダマスクローズを寄贈いただいたことを機に、杉林学長が開発したものです。両者の縁を象徴するようなストーリーに、アラバジエヴァ大使も感激されていました。

最後に本学の外国語教育の拠点である語学教育センターを訪れ、さまざまな言語を教える外国人教員と語り合ったり、多様な背景を持つ学生に温かい言葉をかけたりされました。

(左から)バハウ サイモン ピーター所長、エレナ・クツァロヴァ通訳・文化担当官、杉林学長、アラバジエヴァ大使、カリナ・ダミアノヴァ1等書記官、市山マリアしげみ副所長

学生(左から2番目)のダンス画像を楽しそうに見つめるアラバジエヴァ大使(右から2番目)