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ナノ粒子を用いた本学の研究シーズを化粧品開発展「アカデミックフォーラム」で発表

教員活動

2022.02.21

ポスターを使って、ナノ粒子を用いた皮膚吸収の技術について説明する竹内一成准教授(右)

ポスターを使って、ナノ粒子を用いた皮膚吸収の技術について説明する竹内一成准教授(右)

プレゼンテーションで用いたスライドの一部
プレゼンテーションで用いたスライドの一部

プレゼンテーションで用いたスライドの一部

化粧品開発に関するアカデミックフォーラムが、東京ビッグサイト(東京都江東区)で1月12~14日に開催され、本学薬学部の竹内一成准教授と学科長の森健二教授が本学の研究シーズを発表しました。

このフォーラムは化粧品の原料・パッケージ・販促サービスなどを紹介する展示会「第12回化粧品開発展」(主催:RX JAPAN株式会社)の一環として催されました。同展は「美容・健康食品 EXPO」などの4展とともに「COSME Week東京 2022」として同時開催され、約200社のメーカーや国・自治体の研究機関、大学の研究室が出展し、約2万3000人が来場しました。研究推進・社会貢献部では産学連携による共同研究を推進しており、今回は薬学部との共同で参加しました。

本学は「ナノ粒子を用いた有効成分の皮膚への送達」をテーマに、プレゼンテーションとポスター展示を行いました。この研究はナノ粒子化技術を用いることで、有効成分の皮膚への効率的な送達の実現を目指しており、今回は皮内分布の制御を意識した製剤設計について紹介しました。会場を訪れた化粧品関連企業の方々の関心も高く、情報交換や共同研究や商品化へ向けた話し合いの場を持つことができました。その後も個々に交渉を進めており、新たな産学共同研究の創出につながることが期待されます。
産学連携による共同研究をさらに推進するため、本学では今後も多様な分野のアカデミックフォーラムに参加していく予定です。