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メディア学部3年小屋英美里さんがセーリングの国体代替大会で2位に

学生活動

2021.12.14

「東日本420級選手権大会兼津セーリングカップ」でレースに挑む小屋英美里さん=小屋さん提供

「東日本420級選手権大会兼津セーリングカップ」でレースに挑む小屋英美里さん=小屋さん提供

メディア学部メディア情報学科映像芸術コース3年の小屋英美里さんが、津市で開かれた「東日本420級選手権大会兼津セーリングカップ」(10月30・31日)に出場し、レーザーラジアル級で2位という成績を残しました。このレースは新型コロナウイルスの影響で中止となった「第76回国民体育大会」の代替大会を兼ねて開催され、小屋さんにとっても昨年11月の「レーザー全日本選手権」以来約1年ぶりの実戦でした。

セーリングは帆によって発生する揚力でヨットを操り、海上のコースを回って着順を競います。全レースの着位数の合計が小さい方を上位とし、ヨットの種類によって級が分かれています。今大会では2つの級で各6レースが予定されていましたが、強風のため各2レースのみとなりました。小屋さんが出場したレーザーラジアル級は男女分かれて行う競技ですが、今回は男女混合で実施され、21艇が出場。小屋さんは両レースとも2位に着け、準優勝となりました。優勝は逃したものの、女子としてはトップの成績でしたが、小屋さんは「体格差だけでなく、練習量やテクニックなど全てにおいて、優勝した選手より劣っていました」と謙虚に振り返り、「実力差を冷静に受け止めて、今後のレースにつなげたい」と前向きに語ってくれました。

小学3年生でセーリングを始めた小屋さんがずっと抱き続けている夢は、オリンピックの舞台に立つこと。ジュニア時代からの仲間である先輩が今夏の東京大会に出場を果たしたのを見て、その思いはさらに強くなり、3年後のパリ五輪に照準を合わせています。卒業後もセーリングでさらに上を目指すつもりですが、同時に「芸能界にも興味を持っています」と笑顔に。メディア学部で映画史やダンスを学ぶなど、「もう一つの夢」に向けた準備も着々と進めています。