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福祉劇団が2年ぶりに新入生歓迎公演

クラブ・サークル

2021.07.02

久々の舞台で、緊張感に包まれながらの上演に

久々の舞台で、緊張感に包まれながらの上演に

本番に向け、東金公民館を借りて休日返上で猛練習

本番に向け、東金公民館を借りて休日返上で猛練習

本学公認の学生団体「福祉劇団」がこのほど、新入生歓迎公演を開催しました。会場となった千葉東金キャンパスの教室で観劇した1年生のなかには、その場で入団を決めた学生もいるなど、好評を得ました。

「福祉劇団」の名前の由来は、福祉総合学部生の手によって誕生したことによります。現在ではさまざまな学部の学生が加わり、演劇を通して人間形成を行っていくこと、社会性を身に着けることを目指して活動しています。

今回演じたのは『誘拐ごっこ』(MASAYUKI作)という作品です。2人組の犯人がお金持ちのお嬢様を誘拐し、大金を手にしようと緻密な計画を立て、実行に移しますが、終盤に思わぬ展開が待ち受け、どんでん返しの結果となるストーリーです。いくつかの候補作の中から、部員による投票でこの作品に決まりました。

佐藤花音さん(福祉総合学部福祉総合学科4年)がお嬢様役、荒井恵里花さん(国際人文学部国際文化学科3年)と安東瑠花さん(国際人文学部国際交流学科2年)が犯人役を演じ、部長でもある浅見佳享さん(国際人文学部国際文化学科3年)が演出を担当しました。音声などを務めた2名の部員を含め、2月から準備を開始。コロナ禍で全体練習が難しい中、全員で協力しながら何とか上演にこぎつけることができました。

昨年度は日常の活動も大きく制限され、最も大きな発表の場である大学祭での公演もできませんでした。12月に行った部内公演と、4年生の送別公演(3月)のみが発表の場でしたが、今年度は今回の新入生歓迎公演に続き、部内公演(6月)も実施することができました。浅見さんは「先輩方が築いてきてくださった伝統を守り、自分たちの代でさらに発展させていきたい。新入生勧誘活動も思うようにできない状況ですが、ぜひ多くの1年生に仲間に加わってほしいです」と意気込みを語ってくれました。

「福祉劇団の」公式ツイッターはhttps://twitter.com/engeki_playstar

6月に実施した舞台設置の練習会。裏方の作業も全員で

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