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鴨川・勝浦エリアを楽しむハイキングコースを学生が企画 JR東日本との産学連携で開催

学部学科

2020.12.11

本学のマスコットキャラクター「Jくん」(左から2人目)と「Iちゃん」(左端)、鴨川市の「たいよう君」(右から2人目)とJR東日本千葉支社のマスコットキャラクター「駅長犬」(右) が参加者をお出迎え

目的地までの経路を説明する学生(右)

勝浦市のマスコットキャラクター「かっぴー」と一緒に記念撮影

ルートが分かりにくい場所では学生が待機し、参加者を誘導

JR東日本千葉支社が主催する「駅からハイキング&ウォーキングイベント」が2020年11月28日、南房総で開催され、観光学部の2、3年生約30名が企画したコースを多くの参加者が楽しみました。

このイベントは、自然とのふれあいをテーマとした企画をJR東日本が高校生や大学生から募り、各地で実施しています。観光学部は2016年から参加しており、4回目となる今回は「映えようぜ、トンネル・海原&野生猿!?行川→小湊#潮騒の絶壁ウォーク」と題した約5.5キロの徒歩コースを立案しました。

出発地のJR外房線の行川アイランド駅(千葉県勝浦市)から安房鴨川駅(同県鴨川市)までのルート作成と、道中にある名所でのアトラクションを任された学生たちは、5月から準備を進めました。途中、コロナ禍の影響でコース変更を余儀なくされるなど例年にない苦労もありましたが、感染対策に十分配慮し、実施にこぎつけました。当日は絶好の行楽日和となり、学生たちは出発地で約180名の参加者を出迎えました。まず受付で案内図を配り、太平洋を一望できる「孝女おせんの碑」や、遊覧船からマダイの群泳を眺められる「鯛の浦」など、道中の観光スポットを紹介しました。  

日蓮の誕生を記念して出身地である鴨川市に建立された誕生寺では学生がガイドを務め、寺に関連したクイズを出題しました。また今年は新たにスタンプカードを作成して参加者に配布し、立ち寄る先々で手製のスタンプを押してもらうなど、自分たちで考えたおもてなしを多数盛り込みました。ゴールまでたどり着いた参加者は「5時間もかかったが、ゆっくりと鴨川、勝浦市の名所を楽しむことができた」と、笑顔で学生に言葉をかけていました。

産学連携によるこの取り組みは今後も継続する予定で、来年度に企画を担当することになる1年生20名も今回、参加者としてコースを散策しました。「参加者側だからこそ気づくことがあり、改善に向けたアイディアも見つかりました。ぜひ自分たちの企画に活かしたいです」と、1年後に向け早くも意欲をみせていました。

千葉県内最大規模の仁王門など、誕生寺の見どころを学生(右)が説明

「Jくん」も学生と一緒に参加者を「鯛の浦」へ誘導

勝浦市のマスコットキャラクター「かっぴー」(左)が目的地の安房小湊駅でお出迎え

目的地の安房小湊駅で「駅長犬」(左端)と一緒に参加者が乗車している列車をお見送り