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2020年度秋季学位記授与式を挙行 オンラインで各教室に中継

大学行事

2020.09.03

杉林堅次学長(右)から修了証書を受け取る大学院生

杉林堅次学長(右)から修了証書を受け取る大学院生

祝出席人数を絞り、間隔を開けての開催に

出席人数を絞り、間隔を開けての開催に

2020年度秋季学位記授与式・卒業証書授与式を8月31日、千葉東金キャンパスで挙行しました。261名の学生が晴れの日を迎えましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、会場には13名の代表のみが入場し、ほかの卒業・修了生は東京紀尾井町キャンパスを含む各教室でオンライン中継を見守りました。この日キャンパスを巣立ったのは、博士号取得者5名、修士号取得者41名、学士号取得者143名、留学生別科修了生40名と、交換留学生32名(いずれも当日欠席者含む)です。このうち、日本国内から入学した学生は37名、中国、韓国、台湾、ミャンマー、ベトナム、スリランカ、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキア、スペイン、ノルウェー、フランスからの留学生が124名と、国際大学にふさわしい顔ぶれとなりました。

「いつまでも母校の歩みを見守り続けてください」と語りかける杉林学長

「いつまでも母校の歩みを見守り続けてください」と語りかける杉林学長

「社会に貢献する人間として一歩ずつ、大きな歩みを」と、祝辞を述べる上原明理事長

「社会に貢献する人間として一歩ずつ、大きな歩みを」と、祝辞を述べる上原明理事長

代表者に卒業・修了証書を授与したあと、杉林堅次学長は告辞を述べ、コロナ禍による混乱の中で最後の半年間を過ごすことになった学生たちを労うとともに、「礼節をもって他者と対峙し、豊かな想像力を働かせ、未来を築く仕事に挑んでいただきたい」とこれからの活躍に期待を込めました。続いて、上原明・学校法人城西大学理事長が、グローバル化による豊かさと格差拡大という現代社会の明暗両面を踏まえたうえで、自らがどう行動すべきかの指針を、祝辞として示しました。「自ら情報を収集・分析し、周囲と意見交換して問題点を把握したうえで、仮説を立て実行する力を身につけることが重要だ。『明日の自分』は今日何を考え、どんな行動をするかの結果である。自分に責任を持ち、しっかりと歩んでいってほしい」という激励に、出席した13名は深く頷いていました。

民俗衣装で正装した留学生の姿も

民俗衣装で正装した留学生の姿も

学生生活の思い出と成果を振り返る馮心竹さん

学生生活の思い出と成果を振り返る馮心竹さん

最後に、卒業生を代表し、メディア学部メディア情報学科の馮心竹さんが「多言語メンター制度を活用して多くの国の学生と交流したり、図書館で資料を調べたり、大学祭ではゼミの皆さんと一緒に準備に当たったりするなど、かけがえのない経験を通じて、人間として大きく成長できました。また、研修で初めて行ったアメリカでは、多くの友人や先生に助けられました。現地での生活や文化、研修中に体験したことを英語のビデオ作品に仕上げることができ、意義のある貴重な学びとなりました」と、感謝を述べました。式終了後、各教室で卒業・修了証書を手渡された学生たちは、久々に再会を果たした友人たちと「密」にならないよう気をつけながら記念撮影したり、指導教員と語り合ったりし、キャンパスとの別れを惜しんでいました。

式終了後、各教室で担当教員から卒業・修了証書が手渡された

式終了後、各教室で担当教員から卒業・修了証書が手渡された

久々に再会した友人と記念撮影する卒業生

久々に再会した友人と記念撮影する卒業生