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2019年度秋季入学式を挙行しました

大学行事

2019.10.09

告辞を述べる杉林堅次学長

告辞を述べる杉林堅次学長

祝辞を述べる上原明理事長

祝辞を述べる上原明理事長

ポーランド共和国大使館臨時代理大使のRadoslaw Tyszkiewicz参事官

ポーランド共和国大使館臨時代理大使のRadoslaw Tyszkiewicz参事官

台北駐日経済文化代表処教育部長の黄 冠超氏

台北駐日経済文化代表処教育部長の黄 冠超氏

新入生代表のNagy Eszterさん(ハンガリー出身)

新入生代表のNagy Eszterさん(ハンガリー出身)

多数の外国人留学生が入学しました

多数の外国人留学生が入学しました

9月18日(水)に千葉東金キャンパスの水田記念ホールで「2019年度 秋季入学式」を挙行しました。
日本人学生のほか、韓国、スペイン、スリランカ、スロバキア、タイ、台湾、チェコ、中国、ノルウェー、ハンガリー、フランス、ベトナム、ポーランド(五十音順)の世界13か国・地域より外国人留学生が入学し、国際色豊かな式典となりました。

杉林堅次学長は告辞で、次のように述べました。「創立者・水田三喜男先生は、建学の精神として『学問による人間形成』を掲げました。また、生きる上での座右の銘として、『偽(いつわ)らず、欺(あざむ)かず、諂(へつら)わず』と述べました。学問を通して、公明正大な人として成長していくことを教育の目標としています。新入生の皆さんは、常に、この建学の精神や教育目標を胸に刻んで、学業に取り組んでください。また、学業だけでなく、本学の学生や地域・企業の方々と深い交流を重ねるよう努めてください。授業以外にも多くの学びが実践できます。このことこそが、水田先生の考えた教育の理念に応える方法になります。皆さんはIndustry 4.0やSociety 5.0というキーワードを聞いたことがあるでしょうか。人類は歴史上、最も激動の時期を経験することになります。皆さんはこのような時代に、いずれ実社会に出て、いろいろな人達と競争することになります。競争は他人とだけではなく、実は自分自身との戦いであることを本学での日々で感じ取ってもらいたいと思います。そして、卒業の時は、皆さんに『城西国際大学で学んで良かった』と思ってもらえるように頑張ってほしいと思います」

学校法人城西大学 上原明理事長は祝辞で、次のように述べました。「本日ご列席いただきましたご来賓の皆様方、台風15号による被害の復興の最中にも関わらず、入学のお祝いにお越しいただき、心からお礼を申し上げます。大学といたしましても、地元の皆様方にボランティアで積極的にお手伝いをさせていただきたいと思っております。さて、今、大きな時代の変化が起きています。あらゆる産業、あらゆる社会が、従来の延長上ではなく、さらに進化、展開を図らないといけない時代となりつつあります。これから皆さんの働き方に、社会全体が大きく期待しています。城西国際大学で、まず第一に、学ぶことの基本をしっかりと身につけていただきたいと思います。中国の思想家 荀子は、『生涯、学ぶことが必要である』と言いました。覚悟を持ち、打ち込んだものに対して、どのように勉強すれば身につくかということを学ぶことで、何にでも対応できます。今の時代、人生100年と言われています。卒業してからあと80年残っています。その80年間、どのようにして勉強していくか、自分の人生から何を学ぶかということを身につけてください。第二に、どうしてだ、なぜだ、という問題意識を絶えず持ってください。改善、改革は問題意識がないところには生じません。ひとつ改革してもさらにもっとできないかという問題意識が重要です。第三に、問題を解決するために、情報の収集が必要です。先人から学び、他人から学び、解決策を自分で考え、仮説を立て、実行して、検証し、その結果から学ぶ。博学博識だけではなく、疑問に対して考えて解決できる、このような人間が今の時代に求められています。最後に申し上げたいのは、『自分の人生は自己責任である』ということです。自分で考えて行動して身につけていくこと。私自身は『明日の自分は、今日自分が何を考え、何を実行したかの結果である』と思っています。積極的であること、前向きに発想し自分の経験の身につけること、目標を持ってこつこつやること、この3つが人生の成功者の共通点だそうです。入学された皆さんには、自分の人生は自分で築く、毎日何を考え、どのように行動するか、そういうことを積み重ねて成長していただきたいと思います」

また、来賓のポーランド共和国大使館臨時代理大使のRadoslaw Tyszkiewicz氏、台北駐日経済文化代表処教育部長の黄 冠超氏が新入生に祝辞を述べました。

新入生を代表して、エトヴェシュ・ロラーンド大学(ハンガリー)からの交換留学生のNagy Eszterさんは、「私は高校生の時から、日本に留学するための準備をしてきました。日本語を勉強しながら文化にも興味を持ちました。ここで過ごす時間で貴重な経験と多くの新しい知識を得るつもりです。時には困難にぶつかる可能性もあるでしょう。ハンガリーの諺『勉強しないはずの人はいない、誰からでも学ぶことができる』に基づいて勉強して、私たち新入生一同は建学の精神を実現するために、学則を守り、勉学に専念することを誓います」と力強く宣誓しました。