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2019年度 秋季学位記授与式・卒業証書授与式を挙行しました

大学行事

2019.09.14

告辞を述べる杉林堅次学長

告辞を述べる杉林堅次学長

祝辞を述べる学校法人城西大学 上原明理事長

祝辞を述べる学校法人城西大学 上原明理事長

答辞を述べるAria Wong Shi Huiさん(シンガポール出身)

答辞を述べるAria Wong Shi Huiさん(シンガポール出身)

祝辞を述べる駐日ハンガリー大使のAnita Nagy一等書記官

祝辞を述べる駐日ハンガリー大使のAnita Nagy一等書記官

博士の学位を授与された大学院修了生

博士の学位を授与された大学院修了生

多くの外国人留学生を含む卒業生が学び舎を巣立ちました

多くの外国人留学生を含む卒業生が学び舎を巣立ちました

千葉東金キャンパス水田記念ホールにおいて、「2019年度 秋季学位記授与式・卒業証書授与式」を8月30日(土)に挙行しました。
交換留学生も含め、中国、台湾、韓国、アメリカ、インドネシア、カンボジア、シンガポール、スリランカ、スロバキア、チェコ、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベトナム、ポーランド、リトアニアの16か国・地域出身の留学生と日本人学生、保護者・ご来賓の方など約500名が参列しました。

杉林堅次学長は告辞で、今、世界は3つの大きな流れに直面しているとし、第4次産業革命の中核であるAI・IoT・そしてビッグデータなどの台頭、地球環境問題や人口増加対策などの持続可能な開発目標、そして寿命の長期化について触れました。その上で、「これから社会に出る皆様には、このような社会の変化に対応していけるよう感度良いアンテナを持つようにしてください。また、一人ひとりが私達の生きる地球を守るという意識を持ってください。さらに、経験や勘に頼るのではなく、情報処理能力や想像する力を大事にし、周りとしっかりコミュニケーションを取るようにしてください」と述べました。また、生きる上で大切なこととして、学校法人城西大学創立者・水田三喜男の「学問による人間形成」という建学の精神や座標の銘「偽(いつわ)らず、欺(あざむ)かず、諂(へつら)わず」という精神を大切にするとともに、良い人間関係を築くことも仕事を進めるうえでに非常に大切であると述べました。

学校法人城西大学 上原明理事長は祝辞で、「私の座右の銘は『着眼大局、着手小局』です。着眼大局とは、時代の大きな流れを見て、それに逆らうことなく、その時流をとらえ、社会のニーズに応えること。着手小局とは、それに向かって一歩一歩、努力をすることです」と述べました。「今、大きく世の中が変わっており、社会的な問題解決や経済発展を促進するような創造性と技術開発が望まれています。その社会的ニーズに対して、どう対応していくか問われています」と述べ、そのために必要なこととして、「学問の基本を身につけること、問題意識を持つこと、情報を集めるために心のアンテナを張り巡らすこと、課題を解決するために考えること、自分の人生は自己責任であるということ」の5つを挙げました。さらに、「明日の自分は、今日の自分が何を考え、どんな行動をしたかという結果である」ということを心がけ、「積極的であること、前向き発想であること、そして中間目標を立てて、それに対する毎日の自分の努力を積み重ねていくことの3点が成功者の共通点である」と述べました。最後に、水田三喜男の言葉「立派な社会は、立派な人間によって成し遂げられる」を挙げ、「立派な人間というのは、成功するために悪戦苦闘する、その過程において人間性が磨かれ、社会に貢献できる人間になる、ということです。生涯学習、社会の発展のために大きな貢献をすることを願っています」と述べました。

卒業生を代表して答辞を読んだ環境社会学部のAria Wong Shi Huiさん(シンガポール出身)は、「4年前に城西国際大学に入学し、日本文化について学び、語学力を高めながら、環境社会学を学びました。多くの国々、背景を持った学生たちと交流する機会も多く、大学周辺の小学校を訪問し、母国のことについて話すという経験もありました。多くの活動に参加する中で、母国から遠く離れた私を暖かく迎えていただきました。先生方や地域の皆様に感謝します」と述べました。