選手が求めるメディカルサポートとは 海外サッカーチームでプレーする本学卒業生が講演

学部学科

2022.12.12

学生(左)からの質問に耳を傾ける岩橋聡志選手

講座の前に、岩橋選手の経歴がスライドで紹介されました

本学を卒業後海外に渡り、各国のプロサッカーチームを舞台に活動している岩橋聡志選手(2018年経営情報学部卒)が12月7日、千葉東金キャンパスを訪れ、福祉総合学部理学療法学科の学生を対象に特別講座を行いました。「プロ選手やプロを目指す選手が求めるメディカルサポート」をテーマに、スポーツトレーナーに対して選手がどんなケアを望んでいるかについて具体的に語り、参加した1~4年生40名は真剣な表情で耳を傾けていました。

岩橋選手は本学サッカー部でプレーしたのち、アイルランド、モンゴル、ラオス、タイのプロサッカーチームに次々に所属すると同時に、それぞれの地で臨時コーチも務めるなど、精力的に活動されています。

今回の講座はNPO法人東金総合スポーツクラブの主催で実現しました。冒頭で岩橋選手は選手が負傷したときのサポート体制に触れ、「日本に比べると東南アジアでは、医療器具や包帯が常に不足しています。現場にあるもので代用しなければならず、より臨機応変に対応するスキルが求められます」と体験を語りました。さらに「選手が何となく感じている体調の変化を、選手に代わって言語化できることに加え、試合出場の可否を素早く判断できる能力も必要です。またトレーニングメニューを指示するときは『なぜやるのか』をきちんと選手に説明してほしいと思います」と、現役選手ならではの実感を語ってくださいました。

最後に学生から、海外で活動するうえでモチベーションを維持する秘訣を聞かれると、「目的をはっきりさせることです。その目的に近づくための目標を具体的に数値化して、少しずつ近づけていることを認識することです」と答え、国家試験を控えている学生たちにとって何よりの助言となりました。