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健康科学研究科開設を前に、地域の病院関係者と本学教員との懇話会を実施

大学院

2023.02.03

懇話会の冒頭で挨拶する杉林堅次学長(中央)

グループに分かれてディスカッションする参加者

大学院健康科学研究科長に就任予定の谷内幸喜教授

保健・医療・福祉の総合的視野を持つ高度専門職業人の養成を目指す大学院健康科学研究科健康科学専攻の開設を今年4月に控え、本研究科の取り組みに協力いただく地域の病院関係者の皆様と本学教員が親睦を深める懇話会を1月26日、千葉東金キャンパスで実施しました。

本研究科では「健康薬科学」「看護学」「リハビリテーション学」の3領域を横断的に学べるように科目を配置することで、多角的な視野で健康を科学し、問題解決できる人材の育成を目指します。またこの教育課程は、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムとして、文部科学大臣から「職業実践力育成プログラム(BP)」に認定されています。

今回の懇話会には、医療系学科の学生の実習などで普段からお世話になっている地域の5病院から、看護師や理学療法士など計6名の方が参加くださいました。本学からは看護学部看護学科、薬学部医療薬学科、福祉総合学部理学療法学科の教員計16名が出席し、冒頭で杉林堅次学長が「看護学部と福祉総合学部理学療法学科での学びを深める研究科を開設することができ、大変喜ばしく思っています。DX(デジタルトランスフォーメーション)が加速するこれからの高度医療の時代に即座に対応できるような人材の育成に努めます」と挨拶しました。

続いて、看護学領域(1グループ)とリハビリテーション学領域(3グループ)に分かれて意見交換を行い、病院の現場で今後必要になる知識やスキル、これからの時代に求められる人材像などについて、活発な話し合いが行われました。看護学領域のグループに参加した四十竹美千代教授(学長特任補佐)は、「病院現場で実際にどんな知識や能力が求められているかを具体的に聞くことができ、本研究科で専門看護師の資格を持つ人材を育てていくにあたり、非常に参考になりました」と感想を述べました。

最後に、研究科長に就任予定の福祉総合学部理学療法学科の谷内幸喜教授(福祉総合学部長)が「看護師や理学療法士のリスキリングの場として、各病院の第一線で活躍する方々に本研究科を活用いただいたり、千葉東金キャンパスのある山武長生夷隅地区の医療機関のレベルの向上に貢献したりできるよう、教育内容を充実させてまいります」と抱負を述べました。