「2022年度域学共創プロジェクト最終発表会」開催　地域が抱える課題の解決策を学生が提案

プロジェクトの報告を行う学生 

会場を訪れた市民の方々からも熱心に質問をいただきました

千葉県東金市にある「ショッピングセンター サンピア」で、『2022年度域学共創プロジェクト最終発表会』を2月6日に開催しました。千葉東金キャンパス周辺の地域が抱える課題について、学生たちが学部学科の枠を超えて一緒に調べ、考えて、解決策を提案する活動で、この日は６グループが成果を報告しました。

今年度は84名の学生が参加し、主に東金市が抱える課題をテーマに、グループごとに取り組んできました。昨年5月頃から活動を開始し、地元の企業・団体にもアドバイスをいただきながら、数ヶ月間にわたって調査を実施し、その結果をもとに改善策を検討しました。またこれと並行して、地域の魅力を発信するイベントなども繰り広げてきました。

発表会では、電動自転車で東金市内の美しい自然を楽しんでもらう環境配慮型イベントの開催や、オリジナルの「かるた」を使って、子どもから高齢者までみんなが楽しく防災を学ぶ活動などを報告しました。会場では約80名が学生による発表に耳を傾けました。参加した方からは「長年、東金市に住んでいるが、初めて聞いたことも多々あり、新しい発見がありました」といった感想が寄せられました。

発表を担当した学生たちは「プロジェクトを通して、東金市の魅力を改めて知り、地域のことを深く考えることができました」「会場では多くの方が私たちの発表を聞いてくださり、貴重な経験となりました」と振り返っていました。

発表テーマは以下の通り

（１）どうする!?千葉の旅ナカ食? 
（２）東金市の祭りと伝統芸能 
（３）道の駅と大学プロジェクト 
（４）田間マラソン 
（５）心食体地～SDGsに配慮した国際こども園プロジェクト 
（６）地域に住まう人々の健康増進と障害予防に向けた実践活動 
（７）ケア機能のあるまちづくり―多世代交流―