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2022年度学位記授与式を挙行 卒業・修了生が3年ぶりに一堂に会し門出を祝い合う

大学行事

2023.03.15

学士の学位記を受け取る卒業生代表(右)

真剣な表情で壇上に視線を送る卒業生

告辞を述べる杉林堅次学長

卒業・修了生に語りかける上原明理事長

2022年度学位記授与式・卒業証書授与式を3月15日に、千葉東金キャンパスで挙行しました。今回は東京紀尾井町キャンパスで学んできた卒業生・修了生も3年ぶりに千葉東金キャンパスに集い、また代表学生だけでなく全員が一堂に会しての開催となり、会場は華やいだ雰囲気に包まれました。

 

晴れの日を迎えたのは、博士号取得者4名、修士号取得者121名、学士号取得者1267名、さらに交換留学生、シニア・ウエルネス大学修了者を合わせた1426名です。海外姉妹大学の一つ、カナダのカモーソン・カレッジからレーン・トロッター学長にも臨席いただき、久しぶりに国際大学にふさわしい式典となりました。

 

杉林堅次学長は告辞のなかで、学生生活の大半をコロナ下で過ごしてきた卒業・修了生と、それを支えてきたご家族を労うとともに、AI(人工知能)やロボットによる代替があらゆる分野で進む社会に巣立つのを前に「自らの頭で考える力」「考え抜く力」の大切さを強調。「この大学で得た学びを基盤として、今まで以上に世界の動きに強い好奇心を持ち、コミュニケーション能力と語学力を伸ばし、仕事や社会への使命感と情熱を持ち続けることを希望します」と呼びかけました。

 

上原明・学校法人城西大学理事長は「社会に踏み出す皆さんに私が期待すること」として、「学び続けること」「考え続けること」「人とコミュニケーションし、人にプレゼンテーションし続けること」「夢と志を持つこと」の4つを挙げ、「明日の自分は、今日の自分が何を考え、どう行動したかの積み重ねです。積極的に行動し、結果を肯定的に捉え、一歩一歩を刻んで行ってください」と激励しました。

 

背筋を伸ばし、答辞を述べる上條慎太郎さん

会場出口で、大学マスコットのIちゃんと記念撮影する卒業生

卒業生を代表し、薬学部医療薬学科の上條慎太郎さんが答辞を述べました。上條さんは薬局と病院での実務実習や薬剤師の国家試験に向けた勉強など、6年間での学びや苦労を振り返ったうえで、「城西国際大学で得た知識や経験、そして培ってきた他者と協働する力、異文化や地域社会に関心を持ち相互理解を深める力を自信に変えて、向上心を持って歩んでまいります」と、力強く誓いました。
 

また式典では、目覚ましい実績を挙げた11名と2団体を特別表彰しました。学長賞を受賞し、代表して表彰状を受け取った経営情報学部総合経営学科の清水海斗さんは、入学当初よりICTに興味をもち、卒業論文では、「日本企業のDX化を阻む原因とその対策」について研究し、その中で興味深い視点を示しました。
 

式終了後は、学部・研究科に分かれ、卒業・修了証書が全員に手渡されました。それぞれの教室では、アドバイザーの教員を囲んで語り合ったり、友人との別れを惜しんだりしていました。キャンパスのメインストリートでは、グループや親子で記念撮影する風景があちこちで見られ、一生の思い出となる一日を一人ひとりが噛みしめていました。
 

式終了後には、学部・研究科ごとに分かれて、指導教員が学位記を授与

民俗衣装で参加した留学生も