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千葉県芝山町と包括連携協定を締結 観光振興においても連携を強化

地域連携

2023.03.22

協定書を手にする杉林堅次学長と麻生孝之町長(右)

千葉県北東部に位置する芝山町と本学が3月22日、包括連携協定を締結しました。成田国際空港に隣接する同町と、国際大学である本学とが連携することによって、同町ならではの特性を活かした地域社会の形成・発展を目指します。また、観光振興に関する覚書も同時に締結し、新たな観光資源の開発や人材育成に取り組んでいきます。

同町役場で行われた締結式では、麻生孝之町長と杉林堅次学長が協定書に署名し、言葉を交わしました。麻生町長は「成田国際空港の機能強化に合わせ、住宅や道路などのインフラ整備を進め、住みやすい街づくりを進めたい。大学の協力を得て観光振興とも連動させ、まずは町に足を運んでもらい、町を知ってもらうことで、ゆくゆくは移り住んでもらえるような取り組みを行うことで、持続可能な町へと発展させたい」と、意欲的に語りました。杉林学長は「大学にとって、地域に根差すことがこれまで以上に重要となっている。この協定を核として、観光学部を中心に連携を推し進め、それぞれの特性を活かしながら地域のあり方をともに考えていきたい」と、連携による相乗効果に期待を込めました。

本学観光学部では既に、同町でのフィールドワークなどを実施しており、町のシンボルでもある埴輪に代表される文化財や、コメ、スイカ、ニンジン、トマトをはじめとした新鮮な農産物を活用した観光戦略の立案などに取り組んでいます。今回の協定を機に、全学として同町との連携をさらに強化してまいります。