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第3回「TYO学生ムービーアワード」でメディア学部・柏井翔矢さんらの作品が銀賞受賞

学生活動

2023.04.03

銀賞を受賞し、トロフィーを手にする柏井翔矢さん

受賞作品『手のひら』の一場面

学生を対象としたショートフィルムコンテスト第3回「TYO学生ムービーアワード」で、メディア学部メディア情報学科映像芸術コースの柏井翔矢さん(受賞時は3年)らが制作した『手のひら』が見事銀賞を受賞しました。

本アワードは、テレビCMなどを手掛ける株式会社TYO(東京都港区)が主催し、次世代の才能の発掘と育成、さらには映像業界全体の発展に寄与していくことを目的に開催されています。3回目となる今回は「踊る」をテーマに60秒のショートフィルムを募集し、ストップモーションアニメやCGなどさまざまなジャンルの作品が、多数寄せられました。
 

3月2日、赤坂インターシティコンファレンス(東京都港区)で開催された表彰式では、俳優で「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」代表の別所哲也氏による司会進行のもと、最終ノミネート5作品の中から金賞、銀賞各1作品、銅賞3作品が発表されました。5作品を制作した学生、審査員、映像制作会社関係者などで賑わう中、受賞作が発表されると会場は盛大な拍手に包まれ、別所氏による絶妙なインタビューがさらに場内を沸かせました。
 

銀賞受賞作の『手のひら』は、柏井さんが企画、監督を務め、メディア学部映像芸術コースの仲間5名とともに制作しました。柏井さんによると「男が少女を躍らせていたつもりが、実は手のひらで踊らされていたという2つの『踊る』を表現しました。企画に3~4週間かけ、キャスティングにもこだわりました」という力作です。特別審査員を務めた振付師ユニット振付稼業air:man氏は「『踊る』というテーマをダンスでストレートに表現した応募作が多かった中、物語の中にダンスが寄り添っていて、映画のワンシーンのような印象を受けました」と高く評価してくださいました。
 

柏井さんは、映画プロデューサーを目指してメディア学部メディア情報学科映像芸術コースへ入学し、2年の冬にはプロによるCM撮影の現場に参加しました。その際、学生とプロのスキルの差を痛感し、自主制作でコツコツと経験を積んでいます。「将来は自分がプロデューサーを務めた作品で日本一になることを目標のひとつにしています。企業から選ばれるCMプロデューサーになりたいです」と意気込みを語ってくれました。
 

表彰式会場で、審査員と記念撮影。前列左から2人目が柏井さん(提供:株式会社TYO)

特別審査員の振付稼業air:man氏と記念撮影