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渡辺徹特任教授を追悼するお笑いライブを、教え子の在学生・卒業生がサポート

学部学科

2023.09.20

来場者に配る資料を袋詰めし、開演の準備をする学生

公演チケットを手に、望月純吉准教授(右)と

俳優として活躍する傍ら、本学メディア学部特任教授として、学生たちを指導していた故渡辺徹さんが長年手がけていたお笑いライブ「徹座」が9月2日、追悼企画として開催され、渡辺さんの教え子である在学生と卒業生たちが会場の設営、案内から終了後の撤収、搬出などの作業を担いました。

2017年4月に特任教授に就任した渡辺さんは、2022年11月に亡くなるまで5年半の間、東京紀尾井町キャンパスで月に2回、演技指導を行うとともに、1年生に対象に毎年度、「俳優とは何か」を語る特別講義を実施していました。2015年から続けていた「徹座」のライブでも学生をスタッフとして受け入れ、プロの現場を体験する機会を与えてくれていました。

今回の追悼企画「徹座7☆THE FINAL」は浅草公会堂 (東京都台東区)で開かれ、中川家、サンドウィッチマン、ナイツ、U字工事といった第一線の芸人の方々が出演し、終了時刻を1時間半も延長するほどの盛り上がりをみせました。スタッフとして参加した但木奈生さん(3年)、熊谷健吾さん(同)、駒井杏奈さん(2023年卒)、吉田さとさん(同)、長瀬友起さん(同)、糸柳澄人さん(2022年卒)の6名が、ゼミを指導する望月純吉准教授とともに作業を分担して進め、舞台をサポートしました。

望月准教授は「ゼミの学生が世代を超えて集い、演じるうえでの具体的な技術だけでなく、精神的な部分での大切なことをたくさん教えてくださった徹さんへの最後の恩返しをすることができました」と話しています。