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パラスポーツ体験を通して共生社会への理解を 福祉総合学科生が高校生へ

学部学科

2023.10.26

事前学習にて車いすの構造を千葉ホークス植木隆人選手(中央)から説明を受ける学生

ボッチャの勝敗をジャッジする学生(中央)
 

パラスポーツの競技体験を通してお互いを尊重し、理解し合える共生社会の基盤となる福祉マインドの育成を目的とした演習を10月24日、千葉県立松尾高等学校(千葉県山武市)の1年生約100名を対象に行いました。一般社団法人千葉県障がい者スポーツ協会(千葉県千葉市)の協力のもと、福祉総合学科4年生17名がパラスポーツ体験の指導やルール説明を務めました。

学生たちはパラスポーツの基礎を学ぶため、事前学習として2日間にわたりボッチャ、フライングディスク、車いすバスケットボールの3種目の体験をしました。車いすバスケットボールに関しては、車いすバスケットボールチームの千葉ホークス(千葉県千葉市)の植木隆人選手をお招きし、車いすの構造やパラスポーツの楽しさを教えていただきました。学生たちは 高校生への指導ができるようオリンピックとパラリンピックの歴史や各種目のルールを学び、体験プログラムの内容を学生たちが考え、当日に挑みました。

当日は3種目のコーナーを設け、全て体験出来るよう1種目30分で体験をおこないました。 高校生からは、パラスポーツは障がいのあるなしに関係なく、誰もが楽しむことができるスポーツだったとコメントをいただき、学生たちが学んでいる「共生社会の実現」について理解を深める取組みとなりました。

高校生へフライングディスクの見本を示す学生(中央)