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「貧血予防・改善の食事」セミナーを大正製薬の協力で開催 部活の女子選手30名参加

クラブ・サークル

2023.11.29

食材について考える学生たち

進藤先生へ熱心に質問する学生(左)

10代から20代までの女性アスリートの多くが症状を抱える貧血。食事面から予防するためにはどうしたらいいかを学ぶセミナー「貧血予防・改善の食事」を11月14日に千葉東金キャンパスで開催しました。女子駅伝部、女子剣道部、女子ソフトボール部に所属する学生と監督、コーチ、それからアスリートを支える資格取得を目指している福祉総合学部理学療法学科の女子学生、約30名が参加。
6月に行った「女性アスリートと貧血」セミナーの第二弾として、今回も大正製薬の協力を得て、スポーツ選手への栄養サポート事業を展開するエームサービス株式会社(東京都港区)所属の管理栄養士で、女子陸上長距離実業団へ栄養指導を行う進藤奈津美先生にご講義いただきました。

進藤先生は、1.欠食はせずエネルギーの確保をすること、2.3食全てにたんぱく質と鉄分の多い食品をセットで食べること、3.野菜は毎食、果物は1日のうち2食以上で取り入れることの3つが貧血予防・改善のポイントだと強調。たんぱく質や鉄分は主菜からだけではなく、汁物や副菜からも摂取できるように工夫することが大切であること、主食を白米150gから十六穀米150gへ変更すると鉄分の摂取量を手軽に0.3mg増やすことができると、実際に進藤先生が女子陸上長距離実業団へ提供している献立を例に説明。

進藤先生は実際にアスリートへ提供しているたんぱく質、鉄分、糖分などが摂取できるレシピを詳しく紹介。「レシピを参考にして予防に役立ててくれたら嬉しいです。活躍を期待しています」とエールを送ってくれました。

講義に続いて、大正製薬ブランドマネジメント1部の米谷亜里沙さんから、前回の復習を兼ねて、鉄欠乏性貧血のチェックを行いました。また、女性のフェムケアについて鉄分だけではなく、ビタミン、葉酸なども必要だと説明。鉄分不足によってエネルギー不足、運動パフォーマンス低下などの連鎖があることを改めて認識し、1本に鉄分6.8mgを配合した大正製薬の製品『アルフェネオ』に関する紹介があり、出席した学生に商品を提供いただきました。

講義後も熱心に質問する学生の姿が見られました。

鉄欠乏性貧血チェックについて説明する米谷亜里沙さん