教員活動
2024.07.31
7月8日、ヒルトン大阪において、公益財団法人篷庵社 設立70周年を記念した「篷庵社賞」の授賞式が行われ、本学イノベーションベースの杉山 雄一特別栄誉教授(東京大学名誉教授・理化学研究所名誉研究員)と北泰行 立命館大学総合科学技術研究機構上席研究員(大阪大学名誉教授・招聘教授)の2名が「篷庵社賞」を受賞しました。
篷庵社賞は公益財団法人篷庵社設立70周年を記念して、日本薬学会会員で、薬学の領域においてこれまでの研究の流れを変えるような、インパクトのある研究成果を上げて薬学研究に貢献された研究者2名(化学系・物理系1名、生物系・医学系1名)に対して贈呈されます。
杉山特別栄誉教授は薬物体内動態を分子レベルで解明するために、先進的な分析技術や数理モデルを開発し応用しました。特に薬物トランスポーターや代謝酵素の発現制御、相互作用に関する研究を介して、薬物の効果や副作用の予測、個別化医療の実現に貢献しました。
科学の発展に尽力したことが評価され、今回の受賞となりました。