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フリーマーケットの収益を寄付 東金市の子ども支援団体へ

学部学科

2025.01.08

施設管理者の藤田実代表(右)に寄付を渡す宮下こころさん

国際人文学部国際交流学科の川野有佳ゼミナールに所属する3年生と任意団体ボランティアサークルNoiに所属する学生あわせて19名が、12月23日、千葉県東金市内の子ども支援団体「学び舎・ゆーすぽーと」の児童ら10名を招待したクリスマス交流会を千葉東金キャンパスで開催しました。この交流会では、学生たちが企画したゲームや、調理ボランティアが準備した夕食を楽しみました。あわせて、11月に実施したフリーマーケットの収益42,460円を同団体へ寄付しました。

フリーマーケットは、11月9日と10日のJIU Festivalにあわせて実施しました。10月からキャンパス内の3か所にファストファッションを含む衣類や本を回収するためのボックスを設置し、活動に賛同してもらえるよう学生たちにチラシで呼びかけました。その効果もあり、洋服342点、本153点、小物90点、合計585点を回収することができました。当日のフリーマーケットでは購入しやすい価格に設定したため、学生や地域の方々も購入してくれ、大盛況のうちに終了し、売り上げは42,460円となりました。

キャンパス内に3か所に設置した回収BOXと学生

 

呼びかけのチラシ

JIU Festivalでのフリーマーケット

学生たちは児童たちに渡すクリスマスプレゼントとして、ZOZOSTUDIO(千葉県千葉市)から期間限定メニューで使用し廃棄をする生姜の残りを提供してもらい、ジンジャークッキーを手作りしました。
川野ゼミ代表の宮下こころさん(国際人文学部国際交流学科3年)は「使わなくなった生姜の残りや、ファストファッションなど捨ててしまうものを循環させ、ゼロから価値を生み出すことができた。定期的にボランティアをおこなっている団体に少しでも貢献ができれば嬉しい」と語ってくれました。

ジンジャークッキーを手作りする学生たち

児童と一緒に夕食を楽しむ学生たち

川野ゼミでは、これまでにSDGsに関する多くの活動をおこなっており、フリーマーケット開催は「つくる責任、つかう責任」をテーマにした取り組みの一環。また、任意団体ボランティアサークルNoiは、川野教授が顧問を務めており、大学生が身近にできる国際協力やSDGsをテーマにしたさまざまなボランティア活動を展開しています。

「学び舎・ゆーすぽーと」は、東金市内の小中学生に対して学習支援や食事、居場所の提供を行っている団体で、2017年から活動を続けています。川野教授はこれまで同団体に学生ボランティアを派遣し、子どもたちをサポートし続けています。