お知らせ
2025.07.22
千葉東金キャンパスでは学生が休憩時間などに利用するA棟1階「学生ホール」のリニューアルが完了し、新学生ホールが誕生しました。また、同ホール内にコンビニエンスストア「ローソン」もオープン。7月15日には、リニューアル完了を祝い、オープニングセレモニーが開催されました。千葉東金キャンパスの学生と教職員、さらにはIKEA Tokyo-Bay、株式会社ローソンの参画も受け、「協働リニューアルプロジェクト」として「JIU文化の発祥の地」とのコンセプトのもと改修を進めてきました。
IKEA Tokyo-Bayにてプレゼンをする学生
ローソン担当者や職員を交えてのミーティング
本プロジェクトは、従来の「学生ホール」を学生と施設主管部署の若手職員との協働により、現場の声を取り入れながらリニューアルしていくとともに、相互の実践的な学びに結び付けようと2024年11月から始動しました。経営情報学部・松田世治准教授のゼミ生や総務部総務課の若手職員が中心となり、全10回に及ぶ会議などを経て、デザイン案を決定。IKEA Tokyo-Bay、株式会社ローソンからはマーケティング視点でのご意見もいただきました。
本プロジェクトは、従来の「学生ホール」を学生と施設主管部署の若手職員との協働により、現場の声を取り入れながらリニューアルしていくとともに、相互の実践的な学びに結び付けようと2024年11月から始動しました。経営情報学部・松田世治准教授のゼミ生や総務部総務課の若手職員が中心となり、全10回に及ぶ会議などを経て、デザイン案を決定。IKEA Tokyo-Bay、株式会社ローソンからはマーケティング視点でのご意見もいただきました。
<学生ホール>
「やる気がみなぎる空間」をテーマに、学習意欲が向上し、やりたいことに集中できる空間を目指しました。全体の色調はダークカラーをベースに、色数を極力抑え落ち着いた印象にし、椅子や家具をレイアウト。テーブル席とカウンター席で最大77人が座れるようになりました。リラックス効果があり、集中力・生産性・創造性が向上するよう、観葉植物も配置しています。また、外からの視線が気になるとの声を反映し、草木の配置などで視線を和らげつつも、外の空間との連続性も大切にしました。仕上がりはカフェのような雰囲気で、イケアの家具がスタイリッシュな空間を演出しています。
<コンビニエリア>
リニューアルのテーマは「未来を創る学生のQOL革命」です。レジの混雑緩和、商品を選びやすい陳列棚の配置、セルフレジの設置台数など、学生の利便性を高めるための改善策を検討し全体のレイアウト案を提案しました。これを受けて7月16日、学生ホール内に新たに「ローソン」がオープンしました。
リニューアル完了を祝い、7月15日 新学生ホールでオープニングセレモニーを開催。倉林眞砂斗学長やプロジェクトに参加した松田世治准教授やゼミ生、株式会社ローソン、髙松テクノサービス株式会社、イケア・ジャパン、株式会社三燿の関係者が出席。
学生代表挨拶をした経営情報学部 4年 江口 蒼央さん
学生代表挨拶をした経営情報学部 4年 平野 堅太郎さん
倉林学長は「学生がお互いに刺激を与えあうような場所として、これらかも永く意味を持ち続けることを願っています。学生ホールの価値が高まるように、ご支援いただいた皆様に恩返しをしてきたい」と感謝し、経営情報学部総合経営学科のプロジェクト代表学生 江口 蒼央さんは「最初にこのプロジェクトに参加したときは、完成までたどり着けるのか非常に不安でした。しかし、企業の皆さまが温かく迎えてくださり、プロジェクトに対してアドバイスやご意見を頂きました。その結果、このような素敵な場所へと生まれ変わりました。この場所を中心として、大学の良さが広がっていくと嬉しいです」と話しました。
プロジェクトをとおして、学生たちは実践的な学びを体験しました。また職員は、学生のニーズを深く理解し、大学運営に反映させるという貴重な経験を得ることができました。 本学では今回のプロジェクトを契機に、学生と職員が協働して新たな価値を生み出すサイクルを、大学の強み・特色として未来につなげていきたいと考えています。
【プロジェクトに参画した平野堅太郎さん(経営情報学部総合経営学科4年)】
このプロジェクトは学生ホールの内装を考えるイケア班と、コンビニの運営を考えるローソン班に分かれて活動しました。学生のQOL(Quality of Life)を高めるためにはどうしたら良いかを常に考えながら活動しました。IKEA Tokyo-Bayで社員の方に向けた提案をプレゼンテーションしたり、ローソン社員の方とミーティングしたりする機会を頂き、学内ではできない貴重な経験を積むことができました。このプロジェクトで提案した内容が、この場所で過ごす学生の充実したキャンパスライフにつながると嬉しいです。
【プロジェクトに参画した株式会社ローソン 首都圏カンパニー 埼玉・千葉開発部の渡邉哲也さん】
共にプロジェクトを進めていく中で、学生の分析、課題が明確にあり、普段では見えない視点からの貴重な意見を頂くことができました。さらに使いやすい店舗になっていくように共に分析しながら、今後も一緒に取り組んでいきたいです。
【プロジェクトに参画したIKEA Tokyo-Bay IKEA for Business 栗原さん】
内装を作り上げるにあたり、こちらからの一方的な提案ではなく、学生からの提案もあり、双方の考えを取り入れることで、意義のあるプロジェクトになったと思います。これから社会に出る学生さんたちには、今回のプロジェクトの経験を活かしていただきたいです。