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初冠協賛「城西国際大学DAY」開催 研究生かした「学び」と「楽しさ」を提供

大学行事

2025.10.17

ブースやステージを担当した学生と教職員

9月28日にZOZOマリンスタジアム(千葉県千葉市)で開催されたプロ野球千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ戦にて、冠協賛イベント「城西国際大学DAY」を開催しました。本イベントは、地域社会との交流を深めるとともに、本学の教育・研究活動の一環として、学生たちの学びの成果を地域に還元する機会を提供することを目的としています。当日は外周ブースのイベントを経営情報学部、薬学部、メディア学部、観光学部の学生36名が多様な学部・学科の学びの成果を披露し、来場者が楽しみながら学べる機会を提供しました。

経営情報学部(担当:中村准教授)

香り・におい研究ゼミによる「アロマスプレー作り」、「ハンドトリートメント体験」、「香り当てクイズ」を実施。「アロマスプレー作り」では来場者が製作する際、香りのポイント等を学生たちがアドバイスをしました。準備をしていた100名分の製作体験がすぐに終了してしまうほど大盛況でした。ブースを担当した学生は「私が好きな野球とのコラボだったため、プロ野球ファンの方とお話しながら自分の学んでいる香りについて体験していただくというとても楽しく貴重な経験ができてよかったです。在学中にまたこのような機会があればぜひ参加したいです。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました」と語ってくれました。

アロマスプレーを準備する学生たち

来場者へ説明をする学生

薬学部(担当:小林教授)

株式会社千葉薬品と連携した野菜の適正摂取測定コーナーを実施。野菜摂取量を約30秒の測定で「見える化」し、学生たちが野菜不足の影響や日々の食生活について一緒に考えアドバイスを送りました。またドーピングクイズコーナーでは、何気なく手にする市販薬にも「ドーピング」が含まれていることを、クイズを通して来場者に伝えることで学生たちにとっても学びの場となりました。ドーピングクイズコーナーを担当した学生は「一般の方々が市販薬を選ぶ時の視点を知ることができ、薬剤師としての伝え方を学べる機会となりました。想定していたよりもドーピングについて関心が高く、嬉しく感じ、もっともっと多くの人たちに伝えていきたい」と話してくれました。

 

食生活のアドバイスを送る学生たち

メディア学部(担当:内之倉助教)

メディア学部メディア情報学科映像芸術コースの学生によるステージパフォーマンスをおこないました。この日のために、映像芸術コースの学生を対象としたオーディションも開催し、選ばれた学生たちが当日に挑みました。来場者が楽しめるよう、選手の入場曲から学生たちが選曲しメドレーを作成、ステージ構成、ヴォーカル、MCなどを担当し、試合前のボールパークステージは大盛り上がりでした。学生たちからは「大学外で披露することが今までなかったため、多くの方々に私たちのパフォーマンスを届けることができて自信に繋がりました。来場者の方々と一緒に盛り上がることができて良かった」と語ってくれました。

ステージを盛り上げる学生たち

観光学部(担当:柴崎准教授)

観光学部の「観光プロジェクトB」の授業の一環として、千葉県浦安市のマイクロブルワリー「祭醸造」と東金市と連携し、東金市の特産品であるプラムを使った本学オリジナルクラフトビールを開発しました。学生たちはコンセプトや名称、ビアスタイル、ラベルデザインなどを考案し、オリジナルクラフトビールを軸に、東金市の地域活性化や持続可能なまちづくりに貢献する観光コンテンツの創出を目指しています。ビール完成後、初めての販売でしたが、東金市の魅力と学生たちの思いが詰まったビールを楽しんでくれる方が多く、120杯を完売しました。学生たちは「来場者の方々が飲みやすいと言ってくださり、達成感を感じています。当日は初めての販売のため、どのくらい売れるのかドキドキしていましたが、リピートして買ってくださった方もいて、今後販売していくのが楽しみです」と語り、手ごたえを感じていました。

販売対応をする学生たち

アンケートも実施

外周ブースのイベント以外にもメディア学部4年勝見大治郎さんが制作した「城西国際大学DAY」のデザインが球場内を埋め尽くし、メディア学部4年原田彩加さんが監督を務め、学生たちで制作した大学CMが大型ビジョンで放送されるなど、学生たちの学びの成果に溢れた1日となりました。